よく美容室に行くと帰り際などに「お家でのホームケアをしっかりしてくださいね!」なんて言われたりしますよね。
けど実際のところ「髪の毛のホームケアって何すればいいんだろう…」と思われている方も多い気がします。
軽く教えてくれる美容師さんもいますが仕上げの時間にそんなにたくさん時間はないですよね。
この記事では美容室後の髪の毛のホームケアについてホームケアの方法や、やり方など具体的に解説していきます。
髪の毛のホームケアって何をすればいいの?
では早速ですがホームケアってどういうものをいうのか簡単にまとめてみると、
・毎日やるシャンプーのやり方と使うシャンプー剤
・シャンプー後のお風呂でのトリートメント
・週に2〜3回はお風呂でヘアマスクを使う
・ドライヤー前の洗い流さないトリートメント
・ドライヤーでの乾かし方
・アイロンやホットブラシなどの使い方
・外出時の紫外線への対策
・外出時の乾燥や湿気への対策
・毎日の頭皮のケア
などとなってきます。
もちろん全部をやるのはかなり大変ですよね。
即時的に効果を発揮するものや長期的に効果を発揮するものなどもあり目的に合わせて使い分けるのがいいかと思います。
個人的には上記の内の何個か自分が出来そうなものをやっていくのがオススメです。
具体的に1つずつ解説していきます。
・毎日やるシャンプーのやり方と使うシャンプー剤
個人的にはこれが1番オススメですが毎日やるシャンプーを変えることです。
これは使っているシャンプー剤を見直すと同時にシャンプーのやり方も見直していきましょう。
正しい手順や洗い方でシャンプーをしないとシャンプーで逆に髪の毛を傷めることになってしまいます。
髪の毛が摩擦で傷むのは聞いたことがあるかもしれませんがシャンプーという行為こそ摩擦です。
正しい手順をここで解説していると長くなってしまうので割愛しますが別記事で詳しくシャンプーの手順を書いています。
ただ、正しいシャンプーの手順が分かったところで既に自分でのシャンプーの癖がついているとなかなか治らなかったりもしますよね。
そこで髪の毛のケアとしてオススメなのが「そもそもの使うシャンプー剤を変えておく」ということです。
今までとシャンプーの手順などを変えることなく勝手に髪が綺麗になっていきます。
美容室のシャンプーも正直髪質によって合う合わないが必ずあります。
今はネットでかなり多くの情報が出てきますがシャンプーを選ぶ際の1番のオススメは「信頼できる美容師さんに相談して決める」ことです。
いくらネットが発達しても今の髪の毛や今後の状態を正しく診断判断出来るのは担当してもらっている美容師さんのはずです。
重さを重視してダメージでの広がりを抑えるのか髪にハリを出して健康毛に近づけるのかそれともその中間辺りなのか。
私自身も10年ぐらいブリーチずっと継続中でかなりのハイダメージですが、この「シャンプー剤を変える」というのは自分の中でもかなり効果がありオススメです。
ここまで推薦する理由としては「他の方法と違い唯一手間が全くかからないケアだから」です。
・シャンプー後のお風呂でのトリートメント
シャンプーはもちろんですがお風呂でのトリートメントもまたとても重要です。
トリートメントはシャンプーを選んでもらった時に一緒に選ぶのがいいかと思います。
ここで注意したいのはシャンプーと同じくらいにやり方でかなり効果が変わってきます。
これには薄々気付いてる方も多いとは思います。
具体的には、
・放置時間
・放置中の状態
によって変わってきます。
放置時間に関しては言うまでもないかもですが置けば置くほどトリートメントのコンディショニング成分が髪の毛の中にどんどん浸透していきます。
放置中の状態に関しては重要なのが「湿熱」になってきます。
お風呂はもともと湿度があるのでトリートメントも浸透しやすい状態ですがお風呂の髪の毛用のキャップなどを使うと浸透率がかなり上がります。
無い人は濡れたタオル(出来れば暖かいもの)を頭に巻いてあげると効果的です。
・週に2〜3回はお風呂でヘアマスクを使う
トリートメントとは別で週に2〜3回はお風呂でヘアマスクを使ってあげるのがオススメです。
美容室でトリートメントを買っている人は髪のダメージによっては必要ない方もいらっしゃいますがハイダメージの人だとかなり変わってきます。
トリートメントの強さに関しては、
リンス(表面を整えるだけ)→コンディショナー(表面を整えつつ少し栄養を入れる)→トリートメント(栄養しっかりめ)→ヘアマスク(栄養かなりしっかりめ)
というイメージです。
ヘアマスクはかなり栄養をしっかりめに入れてくれますが使えば使うほどいいというわけではありません。
栄養が濃いというのは仕上がりに重さもありますので結果的に週に2回〜3回ぐらいがオススメです。
ヘアマスクに関しても美容室じゃなければ取り扱っていないことが多いです。
こちらも通常のトリートメント同様に少し時間を置くのがポイントです。
・ドライヤー前の洗い流さないトリートメント
ドライヤー前も必ずオイルをつけましょう。
これによりオーバードライを防いでくれて保湿してくれます。
特にパーマや明るめのカラーをやっている場合やアイロンを使う頻度が高い人はほぼ必須です。
髪の毛の根本からつける必要は全くないので毛先を中心に包み込むように塗布してください。
・ドライヤーでの乾かし方
ドライヤーでの乾かし方も重要です。
必ず根本から乾かすようにしてください。
毛先から乾かすと毛先が乾いた後に根本を乾かすときに必ず毛先にも風が当たります。
これにより毛先がオーバードライになるのを防ぐために必ず根本から乾かしていきましょう。
これは髪の毛の長さや量、髪型などに関係なく共通です。
・アイロンやホットブラシなどの使い方
アイロンやホットブラシを毎日使う人も多いとは思います。
特にアイロンは美容師さんから「毛先はアイロンで丸みをつけてくださいね〜」なんてアイロン前提のカットの人も多いかと思います。
美容師さんの世代の交代もあるかとは思いますが最近は美容師さんも一般の人もアイロンを使う人が増えてきましたよね。
アイロンやホットブラシを使う上で気をつけておきたいポイントしては、
・アイロンなどの温度
・アイロンなどを使う時の髪を通す時間
・一度に通す髪の量
などになってきます。
特に1番ここで気をつけておきたいのがアイロンの温度です。
サラッと気持ちいいからといって毎日180度でやっていたら、、(天ぷらが上がっちゃいます)
毛量や癖にもよるとは思いますがオススメは「140度以下」でアイロンをとしていくことです。
180度で行う場合はサクッと早めにやりましょう。
この辺りは髪質や長さ、矯正やブリーチの有無など髪の状態によって大きく変わってくるので担当の美容師さんに仕上げの時などに聞いてみるのが1番です。
・外出時の紫外線への対策
ドライヤーやアイロンと並んで髪の毛のダメージの原因になるのが「紫外線」です。
特に4月〜7月辺りは1年でもかなり紫外線が強い時期なので気をつけましょう。
具体的には、
・髪の毛用の紫外線防止剤をつける
・なるべく日傘や帽子を使う
・日が出ている時間を極力避ける
などが挙げられます。
個人的に僕がオススメなのは「スプレータイプの日焼け止め」です。
ドラッグストアなどにも売っていると思います。
スプレータイプの日焼け止めのいいところとしては「髪にも頭皮にも肌にもつけられること」です。
僕も毎年使っていますが紫外線対策として忘れがちなのが「頭皮」です。
スプレーはつけ過ぎなければベタついたりしないのと「付け足し」もとても楽です。
紫外線に関しては別記事でももっと詳しく紹介してるのでよかったら参考にしてくだいさい。
・外出時の乾燥や湿気への対策
外に出る前にもトリートメントをつけておきましょう。
ここで言うトリートメントとは「セット剤としてのトリートメント」です。
前述のドライヤー前のトリートメントでは1日外出する時などに役不足です。
かといって毎日ワックスなどをつけるのもベタついて使いたくないと言う人も多いかと思います。
ここで「スタイリングオイル」がオススメです。
特に冬時期の乾燥などは直接髪の毛のパサつきに影響します。
ケアとしてもスタイリングとしてもオススメです。
繰り返しますが同じ「洗い流さないトリートメント」でもドライヤー前とスタイリング時で分けるのがオススメです。
難しく聞こえますが要は「朝と夜で使い分ける」ことをすればいいだけです。
このスタイリングオイルに関しては別記事でも詳しく解説しています。
・毎日の頭皮のケア
当たり前ですがお家でのホームケアというのは「頭皮のケア」も含まれます。
健康な髪は健康な頭皮からです。
今ある髪の毛にいっぱいいっぱいな気持ちは分かりますが寝る前に少しでも頭皮のケアをしましょう。
でも「頭皮のケア」って具体的に何をすればいいかよく分かりませんよね。
オススメとしては、
・軽く頭皮を揉み解すマッサージをする
・頭皮用の美容液(育毛剤)などを活用する
・頭皮ケアの成分が入ったシャンプーを使う
などです。
大体の人は夜のケアになってくると思うので毎日ではなくても大丈夫です。
ただ、習慣にしないと続かないのが人間ですよね。
なので手の届く所などに頭皮用の美容液などを置いておくのが個人的にはオススメです。
リビングのテーブルでもお風呂を出た所でも習慣になりそうな場所に置いておきましょう。
ちなみに頭皮用の美容液などは「お風呂を出た直後」に使うのがオススメです。
理由としては頭皮の余分な皮脂や汚れなどが落ちていてクリーンな状態だと美容成分がとても浸透しやすいからです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
美容師さんに「お家でのケア頑張ってくださいね〜」って言われて「はい!(でも何すればええねん)」で終わるのももうありませんね。
1つ1つはかなりざっくりな説明でしたがこのサイトでも何回も言うように髪質は人によって全然違います。
担当の美容師さんに自分の場合はどうなのかしっかり聞いておきましょう。
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