髪の乾燥、とても気になりますよね。
髪の毛が乾燥する理由はとても様々で人によって原因が違ったり複数の原因が重なったりなど複雑です。
今回はなぜ髪の毛が乾燥するのか、乾燥するとどうなるか、そこにフォーカスしてお話をしていきます。
髪の毛が乾燥する原因は?
そもそも髪の毛が乾燥する原因にはどんなものがあるのでしょう?
ざっくり大きく分けると、
・薬剤によるダメージ
・寝る前に乾かしていない、または正しく乾かせていない
・自宅でのカラーのやりすぎ
・髪質が乾燥しやすい
・トリートメントが合っていない、足りてない
・加齢による髪のハリコシの低下
などが考えられます。
順番に見ていきましょう。
・薬剤によるダメージ
まず考えられるのがやはり薬剤によるダメージです。
カラーは明るければ明るいほど、頻度が多ければ多いほど傷みます。
またショートなどではあまり関係ないですがミディアム以上だと、たまにリタッチのみにして全体を染める頻度を抑えると余計なダメージにならないのでおすすめです。
別記事でも詳しく解説しています。
パーマであればカールを強く出せば出すほど、頻度が多ければ多いほど、傷みます。
コールドパーマやコスメパーマは傷みが少ないですがデジタルパーマや縮毛矯正などはできるだけ頻度を少なくし、ダメージを抑えることが乾燥を防ぐ近道です。
基本的にカラーよりパーマの方がダメージが大きいことが多いです。
気分転換にゆるくかけるコスメパーマなどはほぼ問題ないですがしっかりかける場合はその後のケアもしっかり行いましょう。
パーマに関しては別記事でも詳しく解説しています。
・寝る前に乾かしていない、または正しく乾かせていない
寝る前に髪の毛が濡れているととても傷んで乾燥の原因に繋がります。
これはキューティクルが開きっぱなしになり中の水分が失われやすくなるのと水分を含んでいる髪の毛は摩擦にとても弱く寝返りなどでもかなり傷みが発生してしまいます。
これに関しても別記事で詳しく解説しています。
衛生状態も心配になるので濡れたまま寝るのはやめましょうね。
・自宅でのカラーのやりすぎ
自宅でのカラーというのは市販のカラーのことです。
市販のカラーを繰り返している髪は変な硬さが出てきたりして美容師は触ると気付く方が多いです。
「市販で傷んでますねぇ〜」なんてわざわざ言わないかもしれませんが。
施術によっては市販のカラーを繰り返していることが原因で断られる可能性があります。
特にデジタルパーマや縮毛矯正は髪の負担が大きいのでなるべく市販でのカラーと組み合わせるのはやめましょう。
本来キレイにかかるものもかからなくなってしまいます。
・髪質が乾燥しやすい
どんなにヘアケアを行ってもゴワゴワしてしまう髪質の人というのはお気の毒にもいらっしゃいます。
ただ、そういう髪質の人も落ち込まなくても大丈夫です。
傷んでいるわけではなく髪質なのでストレートパーマを軽めに当てたりアレンジなどでボリュームを出すのに逆に髪質を利用したりなどの対処法はあります。
・トリートメントが合っていない、足りてない
普段使うお風呂でのトリートメントと洗い流さないトリートメントが髪質に合っていないと乾燥したり、逆にベタベタになる可能性もあります。
髪質が細かったり柔らかい人は軽めのトリートメントを、髪質が固かったり太めの人は重めのトリートメントを使いましょう。
翌日の髪のまとまりが違ってきます。
また、洗い流さないトリートメントも必ず使いましょう。
これはショートの人でも使いましょうね。
案外色々と種類もあるので、まとめてある記事を貼っておきます。
・加齢による髪のハリコシの低下
加齢によってハリやコシが低下して乾燥していくパターンです。
髪質というのはずっと同じではありません。
特に30代から40代50代となるにつれて髪質はかなり変わってきます。
髪の毛が細くなったりしてハリがなくなるというのがとても多いです。
ヘッドスパなどで頭皮の健康状態をキープしたり髪の毛にハリを出してくれるトリートメントを使うなどしてカバーしましょう。
もちろんパーマをかけてボリュームを出すのも大事ですがパーマで乾燥しやすくなる可能性もあるのでトリートメントもやってもらったりスタイリングをオイルにするなど乾燥しない工夫をしましょう。
スタイリングオイルというのが最近は多いのでおすすめです。
乾燥に対する対処法は?
上にも一緒に対処法も載せてきてもいますが意外な対処法もここではご紹介していきます。
それは、、、
・カラーの色を暗くする
・ストレートパーマをかける
・トリートメント施術を行う
などとなります。
順番に解説していきます。
・カラーの色を暗くする
1つ目はカラーの色を暗めに設定することです。
なんで?と思った方も多いかもですが人間の髪の毛は暗くすればするほど乾燥して見えづらくなる性質があります。
明るめの色は軽さも出しやすく動きも出やすいですが乾燥して見えやすいです。
人によっては黒まで落とすとかなり重たい印象になってしまいますので少し暗めのブラウン系だと無難です。
・ストレートパーマをかけてみる
2つ目はストレートパーマをかけること。
これは1つ目のカラーの色以上に疑問に思った方も多いと思います。
誤解を生まないように定義しておくと、ここで言うストレートパーマとは凄く弱めの(縮毛強制ではない、ストレートを目的としてない)ストレートパーマです。
ますます頭の上に???が浮かぶかもしれません。
簡単に言うと弱めのストレートパーマで乾燥のゴワッとした質感がなめらかになるんですよね。
このストレートパーマでの質感コントロールはダメージも少なく時間もかからないので個人的にはとてもおすすめです。
なので後日別の記事で詳しく解説していきます。
・トリートメント施術を行う
3つ目は言うまでもなくトリートメントをすること。
定期的に美容室でのトリートメントしましょう。
ここで言う定期的とは髪の長さにもよりますがショートだと1ヶ月スパン、ミディアムからロングだと2ヶ月スパンをおすすめします。
要は美容室に行く度にトリートメントも必ずやるようにしましょう。
むしろトリートメントだけで美容室に来店する方もいますよ。
まとめ
髪の乾燥には必ず原因があります。
乾燥してしまったことは仕方のないことですが原因を特定して対処していかなければいつまで経っても改善されません。
もちろんこの記事を読んで特定できなかったとしても「自分の髪だとこれがもしかしたら原因かも」と少しでも思えるものがあれば、それを参考に次回の美容師さんに相談してみましょう。
他にも挙げるならばそもそもの髪質を強くするために頭皮の環境を整えるとかですかね。
具体的には定期的にヘッドスパをする(普通の美容室でもヘッドスパのみで来店される方も全然います)とか。
普段からケラチンタンパクなど髪の毛の補強成分が入ったシャンプーやトリートメントを使っていくとかですかね。
あなたの髪質が少しでも良い方向に向かっていきますように。
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