髪の分け目って定期的に変えた方がいいの?ハゲるって本当?

頭皮ケア

 

人生において避けては通れない道、それが髪の毛の分け目問題です。

よく分け目を変えないとハゲるとか聞きますね。

結論からお答えすると原因は分け目だけの問題ではありません。

今回は分け目を変えるときの注意点や分け目以外にも気を付けるべきポイントなどを解説していきます。

なんでそもそも分け目ができるの?

人の頭には必ずつむじがあります。

分け目はそのつむじの延長線上で出来てしまいます。

例えばつむじが少し右寄りにある人であれば分け目は右側になることが多いです。

つむじをポチッと取り外したりは出来ないのでつむじの癖が強い人は分け目を変えるのが難しいです。

ちなみに雑学としては、人間の頭ってつむじがあって髪の毛の流れがあることで衝撃を受け流したりしやすくしているらしいですよ。

分け目ってやっぱ変えないといけない?

人によって髪の毛が薄くなったり細くなってしまう原因は様々なので「分け目を変えないといけない」と断言はできません。

しかし分け目を変えることで薄くなったり細くなってしまう可能性を減らしてくれることは確かです。

分け目がハゲてくる原因で考えられるのは

・分け目への紫外線ダメージ

・髪の毛が牽引されることによる頭皮への負荷

・偏った食生活

・睡眠不足

・過度なストレス

などが挙げられます。

順番に解説していきます。

・分け目への紫外線ダメージ

「分け目」ということに関してだと1番怪しいのがこの紫外線です。

髪の毛に覆われている頭皮は大丈夫ですが分け目だけはやはり紫外線に晒されやすいです。

紫外線が肌に直接当たると表皮だけではなく真皮という皮膚の内側まで影響を及ぼします。

これは髪の毛を作っている毛母細胞などを破壊してしまう恐れがあるため非常に危険です。

薄毛だけではなく白髪などの原因にもなりかねなです。

対策としては、

・長時間紫外線にそもそも当たらないようにすること

・紫外線に長時間晒されざるを得ない場合は帽子をかぶること

・帽子が難しい場合はスプレータイプの日焼け止めなどを分け目を中心にしっかり塗ること

などで対策ができます。

特に4〜8月あたりは紫外線が強いので必ずこれらの対策をしましょう。

個人的にはスプレータイプの日焼け止めは肌にも使える場合が多いのでお勧めです。

・髪の毛が牽引されることによる頭皮への負荷

「牽引」というとイメージしづらいかもしれませんが要はいつもキツめに結ぶ人は注意が必要です。

髪の毛が引っ張られ続けることによってその部位への負担がかかり毛根や頭皮へのダメージになってしまいます。

とはいえ毎日仕事で髪を結ばないといけない人は多いと思います。

これの対策としては

・結ばなくてもいい髪型にする

・バレない程度に緩めに結ぶ

・結ばなくてもいい仕事にする

などです。

結ばなくてもいい髪型と言っても思い切ってショートにする必要はありません。

長めのボブでも巻いたりで短く見せることは可能です。

仕事を変えるのは大変かもしれないのでこれはできる人だけ実行すればいいかなと思います。

そもそもこれだけで薄くなるのはないと思うので長期的な目線で捉えてくださいね。

・偏った食生活

これは髪の毛だけの話に限りませんね。

やはり偏った食生活や睡眠不足は髪の毛にも悪影響です。

食事はビタミンCやビタミンEなどの抗酸化作用のあるもの。

そして亜鉛やマグネシウムなどのミネラルが髪の毛や頭皮の栄養として最適とされています。

そればかりを摂ると治るわけではありませんが何事もバランスが大切です。

・睡眠不足

言うまでもなく食事と同じで睡眠不足も髪の毛の大敵です。

髪の毛や頭皮はホルモンバランスの影響を受けやすいです。

睡眠後3時間で分泌される成長ホルモンが低下すると髪の毛に悪影響が出ると言われています。

良い子はこの記事をみている時間があったら寝ましょうね。(違う)

・過度なストレス

過度なストレスや慢性的なストレスは頭皮にもやはり悪影響です。

これは自律神経が乱れることによって毛細血管まで栄養が行き渡らなくなる可能性があるためです。

現代人は無理し過ぎなので特に気を付けましょうね。

で、分け目はどう変えたらいいの?

原因と対策を踏まえた上で、分け目の変え方です。

方法は2つです。

・乾かし方で変える

・分け目にパーマをかける(ショート方のみ有効)

1つずつ解説します。

乾かし方で変える方法

・乾かす前に分け目を作っておく

・乾かすときは根本をしっかりと、そしてふわっとさせるイメージで

・心配ならクリップやピンなどで固定する

といった手順です。

詳しく解説しますね。

まずお風呂から出た時も朝に濡らした時も「乾かす前」で全てが決まります。

乾かす前の段階でしっかり分け目を作っておきましょう。

いつも右で分かれる人なら濡れている髪は簡単に動くので左で分けます。

そしてその分けた状態でそのまま乾かします。

この時に根本にしっかりと風を当てるようにして根本のクセを取りながら乾かします。

ある程度乾いてきた段階で今度は少し上から風を当てて手ぐしでいいので少し伸ばしていきます。

そうすると自然と逆の分け目で完成しているはずです。

この時に半乾きだと髪の形が定着していないのでしっかり完全ドライにしてください。

触って少し冷たい程度だと髪の毛が乾いてない可能性があります。

分け目にパーマをかける(ショート方のみ有効)

このパターンはショートの人のみ有効です。

正しくはショートの人がやった方がパフォーマンスが発揮されるという言い方になります。

分け目のところだけでいいのでパーマをゆるくかけます。

すると根本はつむじの向きではなくパーマをかけた方向に自然と変わってくれます。

後は乾かし方は上記で説明したのとほぼ同じやり方で大丈夫です。

むしろもう少し雑に乾かしても分け目を変えやすくなっていると思います。

ロングの人でこれをやるとトップの部分と他の部分が馴染まなくなり違和感が生まれます。

ショートの人の方が馴染みやすくてお勧めです。

余談ですがおばあちゃんにショートが多いのもこの理由です。

短い方が結局ふわっとしてボリュームが出ます。

まとめ

髪の分け目ってどうすることもできなくて悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

今回の話を参考に毎日の「仕方無い」が解決できれば幸いです。

頭皮の問題はすぐに形に現れる即効性が高い方法というのはなかなかないので長期的な目線で見るのがとても大事です。

髪の毛だけでなく分け目も少しは気にしてあげてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました