こんにちは。
今日は前髪を自分で切ったかやたら聞いてくる美容師さんの心理についてのお話をしていきます。
美容師「前髪自分で切りました?」
私「(えっ、切ったけどこれヤバイの?えっ私の前髪そんな変?)きっ、切りました(が何か?)」
美容師「かしこまりました」
私「(そんな時間ないから前髪ぐらいは自分で切りますよ!どうせ変人ですよ私は!)」
↑この会話は今日も日本中で繰り返されてますよね。
そうです。この戦いに終止符を打つべく異次元から降臨した存在、それが僕でs(やかましい)
なんで前髪を自分で切ったかを聞いてくるの?
結論からお答えします。
これは美容師側からしたら「質問(疑問)」ではなく「確認」です。
3ヶ月ずっと前髪を伸ばしっぱなしの人と自分で毎月ちょくちょく切っている人だと当然前髪の切り方は変わってきます。
一応聞かなくても前髪の雰囲気で「目の下まで伸びてるから自分でも切らずに流してたのかな」とか「ちょうど目の上ぐらいだからもしかして自分で切ったのかな」とか察しはします。
毎日たくさんお客様を切っているので多少は分かりますけど美容師からしたら不確定要素です。
前髪に限らず美容師はこの不確定要素をなるべく取り除いて施術に入りたい生き物なんです。
喩えるならお医者さんに行って「いつから熱がありますか?」って聞かれるのに「分かりません」とか答えられると適切な処置ができない場合ありますよね。
美容師もそれと同じです。
なるべく状況を把握した上でお客様の髪を施術したいと思っている美容師さんが多いです。
確かに会話を盛り上げようと意味のない質問をしてくる美容師も中にはいるかもしれません。
ですが「前髪自分で切りました?」は意味があって質問している場合が多いです。
あまり考えすぎず素直にそのまま答えてくれるのが一番助かります。
前髪だけのカットで美容室に行くのってアリなの?
前髪だけのカットでも美容室に行くのは全然ありです。
「前髪だけって迷惑かも?」とか考えちゃうお客様が非常に多い印象ですが全く迷惑ではありません。
むしろちゃんと前髪だけでも来てくれてありがとうって感じです。
もちろん前髪だけ切りにきて他のカットやカラーなどを別の美容室でされているお客様はあまりよく思われてない可能性もなくはないですが、、、笑
前髪のカットはそもそも他の場所のカットより難しいことが多い
前髪のカットはそもそも他の場所より難しいことが多いです。
これは前髪は全体の髪の毛の中でもクセが出やすい場所の1つだからです。
むしろ前髪が一番クセが強いって人も多いですよね。
ほどよく真っ直ぐ生えてるラッキーな髪質の人は自分で切ってもいいですが大半の人はそうではありません。
癖が強いのも大変ですが直毛が強すぎて自分で切るとラインがはっきり出やすく凄くぱっつんになってしまう人もいると思います。
前髪ぐらい、とか言ってて痛い目見る前に仕事終わりでもいいので美容室で切るのをオススメします。
受付からお会計まで含めても10分や15分ぐらいで終わるので普通の予約より取りやすいことがほとんどです。
特にロングからミディアムぐらいの人であれば後ろが気になる前に前髪だけ目に侵入して視界が悪くなってくると思います。
全体のカットの間で1回前髪のカットを挟むのもありかなとは思います。
前髪だけパーマをかけてみるのもオススメ
前髪を長持ちさせるコツとして前髪だけパーマをかけるのもオススメです。
今はアイロンで巻いている人も多いとは思います。
いつも朝など時間が取れないって方は全体を切るときについでに前髪だけパーマをかけておくのもいいかもしれません。
前髪にパーマをかけることにより伸びても流しやすく自然に伸ばしてる感じの雰囲気になるのでおすすめです。
アイロンで巻くのとはまた違う質感になるので作りすぎてない自然な感じになります。
何よりアイロンを取り出して、温めて、置いておいて、巻いて、の工程が無くなりますのでこの辺りは好みとライフスタイルで相談ですね。
自分で前髪を切るときの注意点
ちなみに自分で前髪を切っている人も多いと思います。
なので自分で前髪を切るときの注意点についても解説しておこうかと思います。
仮に自分で前髪を切るとしたら気を付けるポイントとしては、
・一度濡らして、乾かしてから切る
・少し長めに切る
・ハサミをなるべく縦に入れる
・目尻の内側だけを切る
・前髪を新しく作る時は美容師さんに頼む
などとなってきます。
一応1つ1つ順番に解説していきます。
・一度濡らして、乾かしてから切る
まず前髪を切る時に気を付けるのが一度濡らしてその後で乾かしてから切るということです。
同じ乾いた状態で切るにしても、これは根本の変なクセをとってから前髪を切るためです。
これによって切った翌日から変にガタガタしている状態を防げます。
要はこの濡らしてから乾かして切るという少しめんどくさい工程を踏むことで毎日同じ前髪のラインになりやすいです。
ちなみに濡らすと言ってもシャワーなどではなく、スプレーとかでシュシュっと濡らしていただければ大丈夫です。
前髪に関しては濡れてる状態では切らないでください。
確かに濡れてる状態の方が一度に多く切れたりカットで傷まなかったりします。
このため濡れてる状態で後ろを切る美容師さんは多いですが前髪を濡れてる状態で切る美容師さんはあまり見かけません。
更に前髪を濡れてる状態で切ると乾かした時に予想より短くなってしまうことが多いです。
美容師さんも前髪の最終調節は乾いた状態で切っているはずです。
・少し長めに切る
根本を濡らしてから乾かして切るとほとんどの場合では前髪が変に後日短くなったりという事故は少なくなります。
ただ、心配であれば長さも乾いた状態でもほんのちょっと長めに切っておきましょう。
長ければ後日また少し切ればいいだけの話でが切ってしまっては伸びるのに時間はかかります。
・ハサミをなるべく縦に入れる
難しいかもしれませんが前髪を切る時はハサミを縦に入れて切りましょう。
これによりぱっつんになりすぎず自然な前髪になります。
「あっ、この人は前髪多分自分で切ったんだろうな(笑)」と思われる一番のポイントはこの「妙なパッツン具合」ですよね。
でも「縦にハサミを入れる」と言ってもイメージできないって人も多いですよね。
最初は縦とまではいかず斜めでも十分です。
徐々に慣れてきたら縦気味にシフトしていきましょう。
案外やっていれば慣れたりします。
・目尻の内側だけを切る
重要なのが「前髪の幅」です。
これは悩む人が多いのではないでしょうか。
なので前髪の幅の目安を言っておくと「目尻より外の毛は切らない」ですね。
前髪の幅が多ければ多いほど顔まわりの髪の毛を前髪として一緒に切ってしまっていることになります。
小顔効果を作る触覚部分(と最近の若い人達は表現する毛)を自ら斬り進んでいく行為になるので目尻を目安に前髪は収めましょう。
中途半端な毛が出てきてもそこは次に美容室で直してもらえばいいです。
よっぽど出てくるなら別ですが切ってしまうと直せないので分からなければとりあえず放置が安パイです。
・前髪を新しく作る時は美容師さんに頼む
最後に注意してほしいのが、前髪を新しく作る時は美容師さんになるべく頼みましょう。
これはどんなカットでも同じですがカットというのは切る長さが長ければ長いほど難しいからです。
前髪がない状態から前髪を作る時は前髪の周りの顔周りの毛も一緒に本来は作って調節していかなければなりません。
これは細かい質感の調節や毛量の調節も込みでの話です。
前髪だけ切ってその横が繋がっていないのもスタイルによっては不自然なので注意しましょう。
まとめ
たかが前髪、されど前髪ですよね。
今回のことをまとめると、
・前髪を自分で切ったか美容師さんが聞いてくるのは切り方が多少変わってくるための確認であることが多い
・前髪だけのカットで美容室にいくのは全然ありだし美容師側からしたら別に珍しく思ってない
・前髪は人によっては他の部位より切るのが難しく長さの細かい調節が必要
・前髪だけパーマをかけてみるのもオススメ
・前髪を自分で切る時は一度濡らして、乾かしてから切ることで癖の影響を受けにくく綺麗に切れる
・自分で切る場合は少し長めに切っておくと安心
・ハサミをなるべく縦に入れることでパッツンすぎるのを防ぎ素人感が出ない
・前髪の範囲は目尻の内側だけを切ってその外側は切らない
・前髪を新しく作る時は美容師さんに頼むようにする
などとなってきます。
自分でも人からも前髪はよく見られる場所の一つなので前髪命って人は多いと思います。
前髪さえうまくいけばその日1日が成功する気もしますもんね。
是非理想の前髪を手に入れてみてください。
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