こんにちは。
美容室ってとても眠くなる時ありますよね。
某推理漫画みたいに腕時計型の麻酔銃を誰かどこからか撃ってるんでしょって僕もずっと思ってました。
そんなつもりないのに爆睡したりして嫌な人だと思われたくないですよね。
結論からお答えすると寝ていても美容師側としてはまっっったく問題ありません。
正確には寝られると困るところと寝てても問題ないところに分かれるんですが寝てても問題ないことの方が多いです。
実際美容師をやってると寝てるお客様なんてしょっちゅうです。
今日も何人もいましたよ、寝てるお客様。
働き者の現代人は皆さん疲れていらっしゃいますね。
誰も腕時計型麻酔銃なんて持ってないので美容室ぐらいリラックスしましょう。
ただ寝られると困る場合と寝ていい場合を知ってはおきましょう。
寝てはいけないところ
では具体的にどのシーンで寝てはいけないのでしょう?
美容師サイドから寝られると困る場面をまとめました。
・カットで前半分を切る時
・カラーで前半分を染める時
・前髪付近のパーマ
・ハイライトを入れる時
・ハサミで刈り上げをしている時
などです。
要するに前半分の施術をしている時は寝られると困るわけです。
寝方にもよりますが大体の方はコックンコックンと前に倒れるように寝られる方が多いです。
その場合はやはり前の部分の髪を切ったり巻いたり染めたりするのが困難になります。
とはいえ恐らく美容師さんが起こしてくれるのであまり気にしないで大丈夫です。
もうちょっと注意なのがハイライト(メッシュ)のような「細かい作業+強いお薬」の場合は要注意です。
ハイライトを入れている時にカクンっといかれるとデザインにモロに影響が出ます。
ブリーチは塗り直しが効きません。
何度もチップを取り直したり時間がかかる原因にもなるのでこの時は起きてくれると助かります。
後はメンズに多いですが刈り上げの時です。
最近はバリカンでツーブロックを作ることが美容室でもほとんどですが後ろの刈り上げ部分とその上をつなげる時はやはりハサミが必要になることが多いです。
この時はコックリコックリいかれると刈り上げがガタガタになりダサくなっちゃうので起きてくれると助かります。
寝てもいいところ
では逆に寝ていいところはどこでしょう?
極論、寝てはいけないところ以外は寝ても問題はありません。
特に皆さんお眠りになるシャンプーなんかは寝てても問題なく施術が進められるので大丈夫です。
ヘッドスパなんかも半分以上の人が寝てますが全く問題ありません。
美容室によっては「シャンプーでお客様を寝させろ」って教えてるところもあるぐらいです。
これはお客様が寝るということは気持ちいいシャンプーができているという考え方みたいです。
まぁ確かに気持ちよくないシャンプーではおちおち寝られないですよね。
カット中も案外寝てても切れたりはします。
もちろんカットは寝てない方が切りやすいですが後ろの襟足付近なんかは特に寝てくれると切りやすいぐらいです。
多分皆さん襟足を切られる時は少し首を傾けられたことがあると思います。
あれは襟足の髪の毛が首がどこを向いていても出てこないようにするチェックカットです。
いつも寝る人には対策はします
常連さんなんかでは特にいつも寝ている人ってやっぱいらっしゃるんですよね。
そういう人には美容師側も寝られても大丈夫なような工夫はします。
例えばカットを開始していつも5分ちょっとで寝てしまうような人であればその5分で先に前の毛を切り終えておくとか。
後ろは寝られても問題ないので寝た後でじっくり切ります。
カラーやパーマも同様ですね。
まとめ
美容室で寝ることはそこまで迷惑ではないです。
ただ、僕はだからといって美容室ではいつも寝て欲しいわけではないです。
あくまでも寝ない方が助かるけど寝てても施術はできるし大きく迷惑はかからないということをお伝えしているだけです。
お疲れのところ美容室でリラックスして気持ちよく寝ている人を起こすのは僕は出来ません。笑
なので最低限起きていて欲しいタイミングだけ今回は頭の片隅に入れてくれていると助かります。
美容室ではゆっくりリラックスしましょう。
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