美容室のオーダーで写真を見せるのってなんか恥ずかしかったりとか伝わらなかったらとか色々考えがちですよね。
しかし美容師さん視点からすると希望のヘアスタイルの写真を持ってこられると非常に助かります。
今回はその理由と希望のスタイルの写真を持っていく際の注意点などをお話ししていきます。
美容室で写真は持っていった方がいいの?
結論からお伝えすると、持って行った方がいいです。
冒頭でもお話ししたように希望のヘアスタイルの写真を持って来られることは美容師にとって非常に助かります。
これは言葉だけでは伝えられないお客様との感覚のズレを写真で共有できるからです。
また具体的に「この部分の質感を出すにはここの長さがここまでないと出来ないですよ〜」などより具体的なアドバイスをもらうことが出来ます。
実際に写真を持っていく時の注意点としては、
・写真のどの部分が好きかをはっきり伝える
・写真を複数枚持っていく
・自分の髪でできるか分からなくても持っていく
・カラーやパーマの時も持っていく
・なんならアニメキャラなどの写真でも大丈夫な場合もある
などです。
順番に解説していきますね。
・写真の、どの部分が好きかをはっきり伝える
写真を持って行った時に「何となくこんな感じになればいいです!」などとお伝えしてはいないでしょうか?
割と美容師さんにお任せ気味であればそれでも構いませんが写真のどういう部分が好きなのかは明確に伝えましょう。
長さが好き、毛先の軽い質感が好き、パーマの雰囲気が好き、など写真の中の外せない部分を伝えておくと失敗を防げます。
・写真を複数枚持っていく
写真は出来れば複数枚持って行きましょう。
髪型の写真というのはどうしてもアングルによって違って見えたりポイントとなるデザインの部分の見え方(ヘアスタイルのデザインポイント)が違って見えたりしがちです。
なので正確に自分がなりたいスタイルをお伝えするのであれば何枚か写真を持っていくことをおすすめします。
たくさん持っていく必要はなく、3枚ほどあれば十分です。
更に言うのであれば写真に自分の希望の順位をあらかじめつけておきましょう。
そうすることで美容師さん側からしたらお客様が求めていることの優先順位がわかるようになり提案の幅が広がります。
・自分の髪でできるか分からなくても持っていく
写真を見せるのが恥ずかしい人の多くは写真と自分の髪は違うから、、など理由を決めつけがちですが大丈夫です。
髪質が違っていたり骨格が違っていても、一人ひとりに合わせてスタイルを作っていくのが美容師の仕事です。
例えばボブの写真を見せた時に、
「横の髪の長さを写真より少し長めにすると似合いますよ」
「髪の癖があるので写真よりも少し襟足の長さを残した方が伸びた時ラクですよ」
など髪質に合った提案を必ずしてくれるはずです。
できない場合も理由を説明してくれるので今後の方針が定まりますよね。
・カラーやパーマの時も持っていく
カラーやパーマの時も持って行きましょう。
カラーの場合だと影や光の当たり具合により色が変わって見えます。
光が当たって見えている部分の色がいいのか、影の部分のような色がいいのか写真のここの部分というのを明確に伝えましょう。
最近のスタイルはハイライトやローライト、バレイヤージュなどで陰影を付けているカラーも多いです。
なので写真に惑わされないようにしましょう。
パーマの場合はヘアカタログなどでは特に「パーマスタイル」などと称してアイロンで作っているものも多いです。
なので自分の希望のカールにはパーマが必要なのかアイロンで作るべきなのかを明確にするためにも写真は必ず見せましょう。
パーマorアイロンに関しては別記事でもお話ししています。
・なんならアニメキャラなどの写真でも大丈夫な場合もある
どういう髪型にしたいかが伝わればいいのでアニメのキャラなどの写真を持っていっても大丈夫です。
最近はアニメでも魅力的な髪型のキャラが多いので「これにしたい!」なんて思う人も珍しくありません。
繰り返しますが大切なのは「どういう髪型にしたいかを伝えること」です。
髪型でも髪色でも伝える手段としてアニメキャラなどでも全然大丈夫です。
ちなみにアニメキャラの写真を見せることの賛否に関しては別記事でも解説しています。
美容師さんがどう思っているかなども詳しく書いています。
まとめ
今回のことをまとめると、
・美容室でオーダーする時に写真は持っていった方がいいし美容師的にも助かる
・言葉だけでは伝えられない感覚のズレを写真で共有できる
・具体的に写真のどの部分が好きなのかを伝えるとなりたいイメージが伝わりやすい
・カラーやパーマの時もどういった雰囲気にするのかを写真で伝えると明確に伝わりやすい
・複数枚写真を持っていくことで出来るものや出来ないもの、普段のスタイリングがしやすいものなど美容師さんからのアドバイスのもとで比較ができる
・自分の髪質や癖、骨格と明らかに違っていても写真を持っていくとそれを元にアドバイスや方向性を決められる
・アニメのキャラでもどういう髪型にしたいのか伝わればいいので全然持っていっていい
などとなってきます。
必ずしも写真を見せた方がいいわけではありませんが、初めていく美容室などでは特にカウンセリングでイメージを伝えるのは難しいと思います。
言葉での説明には限界があるので写真はお互いのイメージの共有のために見せておいた方が失敗が少なく美容師側もとても助かります。
いつも行っている美容室でも髪型を変えたい時などは是非、写真を見せて相談してみましょう。
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