結局アイロンで巻くのとパーマとどっちがいいの?

ホームケア

毎日アイロンを使ってるとルーティンになっちゃって忘れがちですけどパーマという選択肢もありますよね。

ヘアカタログでもパーマスタイルなどを見るとパーマをかけたくなったりする魔術が施せれています。

でも実際はヘアカタログのパーマスタイルなどは撮影時にはコテやストレートアイロンなどで仕上げられていることが多く実際のパーマのかかり具合と違うことも多いです。

でもヘアカタログを見て実際にパーマのイメージを伝えたりもしますよね?

結局アイロンを使うのとパーマをかけるのとどっちがいいのか解説していきます。

アイロンをあえて使うことのメリット

まずはパーマをかけずにあえてアイロンを毎日使っていくメリットとしては…

・緩めのカールをコントロールしやすい

・パーマの周期を気にしなくていい

・ブリーチを含めたカラーなど美容施術の幅が広がる

などがあります。

順番に解説していきます。

・緩めのカールをコントロールしやすい

まずアイロンの特徴として強めのカールはつかないということです。

もちろん19ミリぐらいの細いコテアイロンなどで巻けばそれなりに強くは出ますが「それなりに」です。

逆にゆるふわっとした質感はパーマだと取れかけの垂れた感じになってしまいます。

しかしアイロンだと緩めのカールはコントロールしやすくいい感じのふわっと感が出ます。

ここでいう「コントロール」とは弱ければ巻き直したり強ければ多少伸ばすことがアイロンだと可能、ということです。

パーマであればスタイリングとドライヤーでコントロールするしかないですがアイロンはカールの強さ自体を日によってコントロールできるのが強みですね。

・パーマの周期を気にしなくていい

パーマの周期を気にしなくていいのもアイロンのメリットです。

要するに「そろそろパーマが取れてきたからかけないと…!」という呪縛からは解放された状態です。

パーマ代がかからないのと美容室の滞在時間が少なくなるのもメリットかもしれませんね。

・ブリーチを含めたカラーなど美容施術の幅が広がる

ブリーチも含めた美容施術ができるというのもアイロンを使う上でのメリットですね。

前提としてブリーチをしているとパーマができません

これはパーマが髪の芯を曲げて作る結合によってできているためですがブリーチをするとその芯の部分が少なくなってしまっています。

これによりパーマをしてもキューティクルが傷むだけなので基本的に美容師はブリーチ毛にパーマはかけません。

逆にいうと「ブリーチもしたい!カールも欲しい!」という人はアイロンを使えば両立できるということですね。

なのでブリーチをしていてカールがしっかりついている人は10人中100人はアイロンです。ここは期末テストに出ます。

アイロンではなくパーマをかけるメリット

逆にパーマのメリットとしては

・強めのカールをつけることができる

・ウェット系の質感を作ることもできる

・カールの持続が簡単

・量が多い人は時短になりやすい

などが挙げられます。

またこれも順番に解説していきます。

・強めのカールをつけることができる

エッジの効いた強めのカールはアイロンではなかなか難しいです。

かなり細かめのウェーブのような質感もアイロンでやるのは難しいです。

よく波ウェーブ巻きスタイルとかありますが緩やかな波ウェーブであれば逆にストレートアイロンなどの方がやりやすいでしょう。

そこまで強くなくていいけど気持ち強めのカールが欲しければパーマの方がいいかもしれません。

・ウェット系の質感を作ることもできる

これも上と少し重複しますがウェット系のウォッシャブルなスタイルやそれに近い束感重視のスタイルはパーマの方が合っています。

パーマとはそもそも水に濡れることで復活するので水分量の多いムースやミルクなどを使ったウェットっぽいスタイルはアイロンでは作れません。

最近はアイロンでも緩めなウェットのスタイルが作れるようなワックスやクリームなども多くありますがカール強めのウェットスタイルはパーマでないと厳しいです。

・カールの持続が簡単

パーマはカールの持続時間がとても長いです。

ここで言う持続時間とは1日単位のことです。

アイロンで巻いたカールだと1日持たせようとすると工夫をこなさなければいけませんがパーマは比較的誰でもカールを持続させやすいです。

ただこれはしっかりパーマがかかっていて過度に乾燥はしてない前提の話なので乾燥気味でつけてもつけてもムースが気化しちゃうような人はそもそも髪のダメージを見直すところからスタートしないといけないかもしれません。

ちなみに巻き髪を持続させる具体的な方法に関しては別記事で詳しく解説しています。

・量が多い人は時短になりやすい

量が多い人はパーマの方が時短になりやすいです。

単純に量が多い人が全体を巻こうとすると時間がかかるからです。

なので極端に量が多い人でいつも巻いていて大変なのであればパーマをやってみると朝がとても楽になったりします。

ただこれもスタイルによって違ってくるので一概には言えません。

結局どっちがいいかな?

以上を踏まえた上で僕がざっくりとおすすめするのであれば、

  • ゆるく巻きたい人はアイロン
  • しっかりカールが欲しいならパーマ

ってとこですね。

この人はこうって決めつけちゃうのは良くないですけどね。

今の自分のライフスタイルに合わせて選べばいいと思います。

選択できるのであれば自分で決めましょう。

担当の美容師さんにこう言われたから〜、とか人に選んでもらってたら面白くないですよね。

自分で決めてやってみて上手くいかなかった時は相談してみましょう。

ちなみに僕はアイロン派です。

ブリーチをやっている人に関しては選択の余儀なくアイロン一択ですのでパーマは諦めましょう。笑

ブリーチとアイロンが両立出来ない理由に関しては別記事で解説しています。

ブリーチ以外でもそうですが傷みを気にされてアイロンを使うのであれば高音でササっと手早くやるか、ササっとできないのであれば低温でゆっくりやりましょう。

最近はアイロンの緩めのウェーブ感がすごく多いのでトレンド的にもアイロンはおすすめです。

でもそもそもアイロンが難しいって人はすごく多いと思うのでそういう人は美容師さんに相談してパーマを自分の好みのいい感じにかけてもらいましょう。

それも美容師の腕の見せ所ですからね。

まとめ

今回のことをまとめると、

・アイロンとパーマのどちらがいいとか優劣はなく結局は「どうスタイリングしたいか」の好みの問題

・アイロンの場合は緩めにしっかりカールがついてくれてカールの強さをコントロールしやすい

・パーマの場合はウェットな質感が得意で強めのカールも可能な上にカールをキープしやすい

・ブリーチ(ハイライトやインナー含む)をやっているとパーマはかからないのでアイロン一択になる

・髪の量が多いと巻くのが大変なのでパーマの方が朝がラクかも

などとなってきます。

最近はアイロンも優しくなってきているものもあり内部のタンパク質を整えてくれる特殊なプレートのものだったり水分を守ってくれるようなアイロンもあります。

そしてパーマもパーマで最近はとてもダメージレスにできるものも多くいです。

パーマをかけたからといってそれだけではさほど傷みません。パーマ「だけ」ではね。

結局パーマで傷む人ってベース(かける前)が既に傷んでいたりパーマをかけた後にケアが足りていなかったりすることが多いように感じます。

要はパーマ自体のこと以外が原因になっていることが多く、更にこれらは無意識の領域で傷んでいるため自分で気づけないことも多いです。

アイロンもパーマもダメージを気にされる方が多いですが髪の毛はそれだけで傷むものではありません。

・普段のシャンプーを見直す

・普段のドライヤーを見直す

・朝晩のトリートメントを見直す

・美容室でトリートメントを定期的に行う

いくらでも髪を綺麗にキープする方法はあります。

最近の髪型はゆるく動いているとやはり今っぽいので、これを参考にパーマやアイロンに挑戦してみるのもいいかもしれませんえね。

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