結べる長さって実際どれぐらい切ることになる?ボブだと短い?

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こんにちは。

暑い日も寒い日も仕事の日もそうですが髪の毛を毎日結ぶ方も多いのではないでしょうか?

美容師をやっていても「結べる長さでカットをお願いします」というオーダーは非常に多いです。

その時に結べる長さでカットをお願いしても実際どれぐらい切られるか少し不安だったりしますよね。

なので今回は結ぶ時におすすめのスタイルを解説していきますね。

結べる長さとは?

結論からお伝えするとボブでも結べます。

ただ、この時襟足の長さの目安を数字で言うならば「5cm」程度残していれば大丈夫です。

5cmだと量が多い人でも結ぶことができます。

量が少ない人だと3〜4cmもあれば結べると思います。

結ぶのならオススメの髪型ってある?

結ぶ時に楽な髪型は圧倒的に「前下がりボブ」か「鎖骨ラインでのカット」かどちらかがオススメです。

極力短くしたいけど結びたい方や、結んだ時にいつも顔周りの髪の毛がパラパラと出てきて邪魔という方には前下がりボブはとてもオススメです。

極端な前下がりボブは下ろした時にちょっとキツめの印象になります。

今のトレンド的にはやや前下がりぐらいでも十分結べて下ろしても柔らかい印象は作りやすいです。

あとは鎖骨ラインでのカットであれば余裕を持って結ぶことが出来ます。

量が多くギリギリで結ぶと不安定なボブなどであれば鎖骨ラインでのカットをオススメします。

鎖骨ラインであれば日によって巻いたりハーフアップやアレンジなどもやりやすいと思います。

このような理由から個人的には鎖骨ラインでのカットはオススメです。

ギリギリまで短くしたい場合は?

5cmとか3cmとかすら残すのがイヤ!けど結びたい!ってわがままな人もいると思います。

本当に世話のかかる悪い子ですね。いや悪くはないです。世話はかかりますが。

もし襟足ギリギリまで短くしたいパターンなら襟足付近の毛がパラパラと出てくるのでこの毛をピンで止めましょう。

真っ直ぐに止めるのではなく少し毛束をねじって止めるときれいに隠れてくれます。

上の毛はやはり前下がりベースがオススメです。

短めのショートボブとかだと流石に結ぶのが難しくなってきます。

というかショートボブの時点で結ぶのは至難の技です。

前下がりボブの注意点

ちなみに定番の前下がりボブにもやはり注意点もあります。

前下がりボブだけではなく前下がり全般に言えることですが伸びてくるとまとまりがとても悪くなります。

前下がりボブは切った直後は下ろしててもまとまるし後ろは軽くなるし結べるしでいいことばかりです。

しかし2cmとか伸びてくるとまとまりがとても悪くなり毛先がハネやすくなります。

特にサイド(耳より前の毛)が勢いよくハネやすいです。

もちろん髪質によってハネない人もいますがそういった人はラッキーな癖を持った稀な人です。

襟足も短いスタイルなので後ろの重さも少し伸びると感じやすいです。

目安としては前下がりボブは1ヶ月半から2ヶ月以内で整えていく必要があります。

もし前下がりをやめていくにしても顔周りの長いところを放置するとハネるので伸ばしていくにしても顔まわりは2ヶ月以内に切っていくことをオススメします。

ちなみに結ぶこと以外でももっと前下がりボブにフォーカスした記事も書いています。

こちらも是非ご参照ください。

結ぶ髪にはパーマやハイライトがオススメです

これは個人的な意見ですが結んだ毛束が箒みたいにピンッとなっているのとクルンとカールがついているのとでは後者の方が圧倒的に可愛いと思います。

なので毎日ほぼ結ぶスタイルになるのであればパーマをかけると毛先に立体感が出てオススメです。

もう1つ立体感を出す方法がハイライトです。

最近だとインナーカラーやイヤリングカラーでも結んだ時におしゃれな感じに見えますね。

結んだ毛先に明るい毛束が混じってるのも可愛いですよね。

結んだ時の毛流れにも明るい毛束が混じっているとそれだけで立体感とこなれ感が出ますね。

ちなみにズボラさんでも結んでから巻くとかなり時短になり仕上がりも巻いてから結ぶのと大きくは変わらないのでオススメです。

もちろん強くカールをキープしたい場合は巻いてから結んだ方が強く出ます。

ちなみに結ぶのとパーマとではまたメリットが違うのでこの辺りの話は別記事でも詳しく解説しています。

まとめ

今回のことをまとめると、

・襟足を5cm〜3cm残すと結べる

・結べる長さを残しながら短くするなら前下がりボブがオススメ

・さらに短くするなら襟足の毛束をねじってあげてピンで止めれば結んでる所に馴染む

・長めに残してもいいのであれば鎖骨ラインでのカットがセットの幅が広くオススメ

・前下がりボブは伸びるとハネるので長さをキープするにしろ伸ばすにしろ頻繁に切る必要がある

・立体感を出すために結んだ髪にこそパーマやハイライト、インナーカラーがオススメ

などとなってきます。

結ぶ結ばないは普段のライフスタイルのお話になってきます。

ライフスタイルにマッチした髪型を提案するのも美容師の仕事の1つです。

ざっくりと決めていって細かいところは美容師さんに相談なんてのも全然ありです。

いつも髪を結ぶ人もたまにしか結ばない人も、結んだ時の髪こそ楽しみに変えていきましょう!

 

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