紫外線で髪の毛がダメージする3つの理由

美容理論

こんにちは。

最近少しづつ暖かくなってきて紫外線も強くなってきました。

皆さんは紫外線で髪の毛がダメージする理由はご存知ですか?
傷むのはわかるけど理由までは…という方が多いと思います。

なので今回は紫外線で髪の毛が傷む理由と対策について、お話をしていきます。

 

紫外線が強い時期

紫外線が一番強い時期は5月6月です。

最近は色んなメディアやSNSなど情報を得る機会が増えたので真夏に一番紫外線が強いと思い込んでいる人は少ないと思います。

ただ注意なのが、紫外線のダメージは紫外線を浴びた直後ではなく紫外線を浴びてから2〜3ヶ月後に現れてきます。

つまり4月5月6月はまだ大丈夫と思っていてケアを怠っていると7月8月頃に髪の毛にちょうどピーク時のダメージが出てきます。

なので夏に紫外線で傷んでいると勘違いしてしまうんですね。

紫外線で髪の毛が傷む3つの理由

本題ですが紫外線で髪の毛が傷む理由は、

・髪の毛の中のタンパク質を紫外線が破壊するから

・髪の毛は肌よりも紫外線の吸収率が高いから

・髪の毛の紫外線ケアをやってない(わからない)人が多いから

の主に3つが挙げられます。

他にも細かいものもありますが今回は上記のものを1つずつ解説していきます。

・髪の毛の中のタンパク質を紫外線が破壊するから

紫外線を受けるとまず髪の毛の中のタンパク質が徐々に破壊されていきます。

これにより乾燥したり切れ毛や枝毛の原因になってきます。

髪の毛の内部の7割ぐらいはケラチンタンパクというタンパク質なです。

このケラチンタンパクが紫外線により破壊されていくので紫外線を受ければ受けるほど髪の毛の内部がスカスカになってしまいとても危険です。

さらに紫外線は髪の中の色素も破壊してしまいます。

ある程度は髪の中のメラニン色素が紫外線を吸収してくれるので髪が明るい人ほど紫外線でダメージしやすくなり、色落ちも早くなります。

元々のメラニンの量が少なく地毛が少し明るい人も紫外線でダメージしやすいので注意です。

・髪の毛は肌よりも紫外線の吸収率が高いから

髪の毛は最も人間の体で太陽に近く紫外線を直接浴びていることが多いです。

髪の毛の紫外線の吸収量はだいたいお肌の3倍〜5倍ぐらいと言われています。

なのにも関わらずお肌はしっかりケアしますが髪の毛って意外と疎かになりがちですよね。

ちなみに紫外線は髪だけではなく頭皮にももちろんダメージを与えてしまいます。

頭皮が紫外線を受け続けると抜け毛や白髪の原因にもなってしまいます。

恐ろしいですよね。

・髪の毛の紫外線ケアをやっていない(わからない)人が多いから

髪の毛の紫外線ケアってパッと思いつくのは2、3個ぐらいだとは思いますが、以下が髪も頭皮も守っていくために具体的な対策です。

・帽子や日傘を使って防ぐ

・紫外線防止のトリートメントやスプレーを使う

・分け目を毎日変えて頭皮へのダメージを分散化させる

・なるべく日陰を利用

・紫外線の多い10時〜14時頃に外出を控える。

・朝シャンを避ける

などとなってきます。

個人的にはスプレータイプの紫外線防止スプレーがおすすめです。

スプレータイプだと髪にも頭皮にもお肌にも使えるからです。

塗り直しや持ち運びも楽です。

クリームタイプのものだと頭皮には使えないのが多いですよね。

無理に根本や頭皮に使うと髪がペタっとなってしまう可能性もあります。

適材適所でいきましょう。

紫外線は年中降り注いでいます。

雨の日ですら30%程度には紫外線が降り注いでいたりします。

ちなみに分け目を変えることも単純ですが紫外線対策としてとても良いことなので別記事で詳しく解説しています。

やり方や自然な方法がよくわからないという人は参考にしてみてください。

 
あと以外なのは「朝シャン」ですよね。
朝シャンも健康的なイメージがありますが夜に皮脂などが適量分泌された頭皮と根本付近の髪の毛は紫外線から守ってくれるバリアの機能を発揮しています。
紫外線が強い時期は特にですが、なるべく夜にしっかりシャンプーをしましょう。
朝シャンか夜シャンかについては別記事でも詳しく解説させていただいてますので参考にしてください。

「PA」と「SPF」について

余談ですが紫外線防止アイテムに記載されている「PA」と「SPF」というのを見たことがあると思います。

「PA」というのは「紫外線を防ぐ力」を表しますが「SPF」というのは「紫外線を防ぐ時間」を表しています。

目安としてSPF1で20分です。

SPF50だと20×50=1000分=約16時間ですね。

そんなに外に出ないと思うので負担だかからないように海水浴に行く時以外なんかは強すぎるのは避けましょう。

何事も使い分けです。

まとめ

 

まとめると、

・紫外線が強い時期は5月6月あたりでその2〜3ヶ月後にダメージが出てくる

・髪の毛の紫外線吸収量は肌の3倍〜5倍程度

・紫外線は髪の毛の内部のケラチンタンパクを破壊する

・紫外線を受け止めるメラニンが多ければ多いほど髪へのダメージは少ないので黒髪は最強

・紫外線防止スプレーを使って髪の毛と頭皮、両方にバリアをはる

・紫外線防止アイテムのPAは紫外線を防ぐ力、SPFは紫外線を防ぐ時間

・紫外線が強い時期は朝シャンではなく夜シャンにした方が髪と頭皮が皮脂により守られる

などとなってきます。

 

しっかりこれからも紫外線対策をして綺麗な髪と健やかな頭皮を維持していきましょう。

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