湿気で髪の毛がまとまらない!理由と対策まとめ

ホームケア

こんにちは。

雨の日など湿気で髪の毛がまとまらない時って気分がとても下がりますよね。

いろいろ対策をしてアイロンなど一生懸命やっても電車に乗る頃には元通り、、、

でもどういう仕組みで髪の毛が広がったりまとまりづらくなるのかを理解しておくと今後の朝のスタイリングや夜のケアなどで無駄な事を省けて時間の節約にもなります。

今日は湿気で髪の毛がまとまらなくなる原因と湿気の影響を受けやすい髪質や状態についてお話ししていきます。

そもそも髪の毛が湿気を吸ってしまう原因って?

そもそも髪の毛が湿気を吸ってしまう原因とは「キューティクル」にあります。

キューティクルが開いているとそこからどんどん髪の毛は水分(湿気)を吸ってしまいます。

この「キューティクルが開いている状態」というのは大きく分けると、

・傷んでいる髪の毛

・もともと少しゴワゴワした髪の毛(癖毛)

・上2つの両方を少しずつ兼ね備えている

などとなってきます。

2つともキューティクルが開いている状態です。

これにより髪の毛はキューティクルの隙間からどんどん湿気を吸って中の結合(水素結合)が乱れ、結果的にまとまりづらくなってしまいます。

つまりはキューティクルをいつもより整えてあげると湿気というのは影響が少なくなってくるということです。

次の章で具体的な対策を解説していきます。

湿気への対策

早速ですが湿気への対策からお話をしていきます。

以下のことをやっておくと湿気の影響を受けづらくなります。

・寝る前に軽くブローをしてから寝る

・お風呂から出たらなるべく早くドライヤーをかける

・洗い流さないトリートメントを多めにつける

・縮毛矯正やストレートパーマをかける

・美容室でしっかりとトリートメントをやっておく

・美容室で透明のマニキュア(ツヤカラー)などをしておく

などとなってきます。

一個ずつ具体的に解説していきます。

・寝る前に軽くブローをしてから寝る

寝る前に軽くブローをして寝てみましょう

軽く寝る前にブローをすることによりキューティクルの形が整い、髪の毛がまとまりやすくなります。

「寝る前に軽くブローをしておけば次の日の湿気は大丈夫!」というわけではなく他の方法と掛け合わせることでかなりまとまりが良くなります。

ここでいう「ブロー」とは別にしっかりブローじゃなくてもいいです。

2分で出来るような簡単なブローで大丈夫です。

この時にクルクルドライヤー(先端がブローブラシになっているドライヤー)などがあるととても便利です。

・お風呂から出たらなるべく早くドライヤーをかける

お風呂から出たらなるべく早く乾かしましょう。

乾かさない状態で長くいるとキューティクルが開きっぱなしの状態になってしまいます。

これは水分を含むと髪の毛のキューティクルというのは結合が切れて開くためです。

時間が経ってから乾かすと、すぐに乾かした時と比べてキューティクルが閉じ切れず少し開いています。

これにより開いたキューティクルから翌日はどんどん湿気が入ってきます。

お風呂から出た直後は暑いかもしれませんが直後でなくていいので、なるべく早くです。

髪の毛が濡れたまま寝るとどうなるかについての記事も貼っておきますね。

・洗い流さないトリートメントを多めにつける

洗い流さないトリートメントをなるべく多めにつけましょう。

これは意外かもしれませんが理由としては、キューティクルの表面に油膜を作ってくれて外から水分(湿気)を吸うのをシャットアウトしてくれます

洗い流さないトリートメントは乾燥している時にたくさんつけるイメージがあると思います。

それも間違いではないのですが湿気が多い時こそトリートメントも多めにつけてあげましょう。

別にベタっとするまでつける必要はありません。

こちらもリンクを貼っておきます。

・縮毛矯正やストレートパーマをかける

縮毛矯正やストレートパーマをかける方法です。

この記事を読む人なら考えたことがある人も多いかと思います。

癖がかなり強く、どうしても広がってしまう方などは、やはりこの方法はとても有効です。

ダメージが気になる人は梅雨時期だけにするとか自分の中でルールを作っておきましょう。

ちなみに縮毛矯正とストレートパーマで悩んだりそれぞれのメリットやデメリットを見ておきたいという人は別記事でも詳しく解説してありますのでご参照ください。

・美容室でしっかりとトリートメントをやっておく

美容室で普段から(梅雨時期は特に)トリートメントをやっておきましょう。

これでキューティクルが健康な状態になり湿気が入りにくい状態を作れます。

さらに栄養が入ることで湿気が入る余地をなくすと言う効果もあります。

美容室のトリートメントの効果は2週間から1ヶ月程度のものが多いので梅雨時期は特におすすめです。

・美容室で透明のマニキュア(ツヤカラー)などをしておく

透明のマニキュア(ツヤカラー)をやる方法です。

この方法は意外かもしれませんがとてもおすすめです。

透明のマニキュアはツヤカラーとも言いますが髪の表面に吸着してコーティングしてくれるので強い膜を作ってくれます。

これにより湿気を通しづらくなります。

ツヤカラーのいいところはダメージがなく短時間で施術ができるところです。

美容室によっては「コーティング剤」や「グロスカラー」などメニュー名は様々です。

分からなければ予約サイトのコメント欄であらかじめ質問をしておくか電話などで問い合わせてみるのが無難です。

仮に美容室のメニューになくても美容師さんに聞いたらやってくれるところがほとんどだと思います。

ちなみにグロスカラーに関しては別記事でも解説してあります。

まとめ

今回のことをまとめると、

・湿気で髪の毛がまとまらない原因はキューティクルの隙間からどんどん水分を吸ってしまい髪の中の結合の1つである水素結合が不安定になるため

・特に「ゴワゴワした質感の癖毛さん」や「ダメージが重なってきている人」などはキューティクルが開いている状態なので湿気の影響を受けやすい

・ドライヤーの後の寝る前などに軽くブローをするとキューティクルの表面が整い翌日に湿気の影響を受けづらい

・お風呂から出て濡れたままの髪の毛で長くいるとキューティクルが開きっぱなしの状態になるためなるべく早い段階で乾かす

・湿気が多い日は洗い流さないトリートメントを多めにつけると表面に油膜を作ってくれるので湿気を吸いづらくなる

・癖毛の人などは縮毛矯正やストレートパーマをやっておくことがかなり有効で癖が強ければ強いほどこの方法一択になりやすい

・美容室であらかじめトリートメントをやっておくと髪の内部が安定して湿気の影響を受けづらい(毎回やっておくと更に有効)

・マニキュア(透明のものでいい)やコーティング剤などキューティクルの表面を覆う施術をやっておくと湿気を吸いづらくなるがマイナーなメニューなので美容師さんと相談するのがオススメ

などとなってきます。

湿気は髪にとってはとても厄介で天気のことなので逃れる事はできません。

でもしっかりと対処をしておけば知っているだけで今までよりは楽になると思います。

少しでも参考にして雨の日にもヘアスタイルを楽しんでいただけると嬉しいです。

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