湯シャンってのは何のこと?お湯で流すだけのこと?

ホームケア

 

シャンプーのやり方について検索したり色んなシャンプーの方法を探していると「湯シャン」なるものに出会ったことがある人もいるかと思います。

今回は初めて湯シャンという言葉を聞く人でもわかるように湯シャンのメリットや注意点などを解説していきます。

湯シャンってなんぞ?

湯シャンとは言葉の通りお湯だけで髪を洗うことです。

特にお肌にトラブルがある人やどんなシャンプー剤も合わない人などが湯シャンをやることが多いです。

正しい方法で湯シャンをすればお湯だけでも十分に汚れは取れます。

そして誤った方法で行うと逆にお肌のトラブルが悪化する原因にもなります。

湯シャンには体質や髪質によってもかなり合う合わないが出てくるので興味本位で始める前にしっかり注意点を学んでおきましょう。

湯シャンのメリットとは??

まずは湯シャンのメリットを見ていきましょう。

・シャンプー剤が原因の肌のトラブルがなくなる

・シャンプーやトリートメントなどの流し残しがなくなる

・カラーの色もちが良くなる

・シャンプー剤やトリートメント剤のコストが安くなる

などです。

・シャンプー剤が原因の肌のトラブルがなくなる

シャンプー剤が原因のお肌のトラブルはなくなります。

どんなにシャンプーを変えてもお肌のトラブルが続いてしまっていた人は湯シャンに切り替えることで、お肌のトラブルが無くなる可能性が出てきます。

あくまで「可能性」の話です。

お肌のトラブルの原因が実はシャンプー剤ではなかった場合にはもちろん湯シャンで解決ということにはなりません。

・シャンプーやトリートメントなどの流し残しがなくなる

湯シャンにすることでそもそもシャンプー剤などを使わないので流し残すということがなくなります。

しっかり流せているつもりでも実は残っていたりもするのがシャンプーやトリートメントです。

お肌のトラブルの原因も流しているつもりでも残留しているシャンプー剤が原因かもしれません。

ちなみにトリートメントだけつけるのはありなのでその場合はしっかり流しましょうね。

・カラーの色もちが良くなる

カラーですぐに明るくなってしまう人やブリーチで色を長く持たせたい方などは湯シャンにすることで色もちを長くする効果があります。

やはりシャンプーでの色落ちはかなり大きいです。

特にブリーチなどはせっかくキレイに色が入ってもかなり短い命なので最初の1週間は湯シャンにするなどもありです。

これは僕が働いていた美容室の先輩が実際にやっててブリーチ後のすごくキレイな色が2週間以上持ってました。

ただ、毎日がキツかったら2日に1回を湯シャンにするなど自分に無理なく続けるのがいいですね。

・シャンプー剤やトリートメント剤のコストが安くなる

メリットと呼ぶべきか微妙ですが結果としてシャンプー剤やトリートメント剤のコストが安くなります。

これ目当てで湯シャンをするわけではないと思いますが一応メリットではありますね。

湯シャンの注意点について

メリットも多い湯シャンですが誤ったやり方をすると逆に頭皮のトラブルになりかねません。

湯シャンの注意点としては、

・ブラッシングをしっかり行う

・通常のシャンプー以上にしっかり流す

・湯シャンに切り替えた直後は頭皮にベタつきを感じる

大きくはこの3点になります。

1つずつ解説していきます。

・ブラッシングをしっかり行う

湯シャンでとても重要なのがこのブラッシングです。

お風呂に入る前に根本の汚れを予め(あらかじめ)ブラッシングで取ります。

頭皮を擦るようにはしなくていいですが根本の髪の毛を立ち上げるようにブラッシングしましょう。

それにより湯シャンでも十分に汚れが落ちやすくなります。

ちなみにブラッシングに関しての記事も書いてあるので参考にしてみてください。

・通常のシャンプー以上にしっかり流す

湯シャンでお風呂が時短になると思っている人は気をつけてください。

湯シャンはシャンプー剤を使わない分、通常のシャンプー以上にしっかり流す必要があります。

シャンプーを使った通常のシャンプーにお湯だけで対抗しないといけないので当然ですよね。

頭皮に残る皮脂汚れは酸化すると酸化皮脂となりお湯だけでは取れにくくなっています。

湯シャンの目安としては10分程度は流すイメージで行ってください。

流し続けるよりは途中でブラッシングを入れた方がより効果的です。

お風呂用の、水に濡れても大丈夫なブラシも用意しておくといいですね。

・湯シャンに切り替えた直後は頭皮にベタつきを感じる

湯シャンに切り替えた直後に関しては頭皮にベタつきを感じると思います。

シャンプーの直後の頭皮とはシャンプーで無くなった皮脂を補おうと過剰に皮脂を分泌します。

このサイクルが出来ているため湯シャンに切り替えた直後は頭皮がベタついていると感じシャンプーしたくなると思います。

ただ、徐々に湯シャンに移行していくとシャンプーの時のような急に皮脂を取ると言うのが無くなってくるので頭皮もそれに合わせて過剰な皮脂の分泌をやめてくれるはずです。

ただこの辺りの頭皮の皮脂の分泌に関しては個人差もあるのであまりにも皮脂が多いようなら逆に毛穴に負荷を与えてしまうので気をつけましょう。

まとめ

まとめると、

・湯シャンで肌トラブルが解決する可能性がある

・流し足りないと逆に湯シャンが原因で肌トラブルになる

・カラーの色もちを良くする目的で湯シャンをするのもあり

・湯シャンの前のブラッシングで根本を立ち上げるのがコツ

・シャンプーを使わない分、10分程度しっかり流す

などとなります。

正しく行えば湯シャンもいい選択肢になります。

最初は通常のシャンプーを織り交ぜながらやっていくのがおすすめです。

是非検討してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました