正しいシャンプーのやり方(手順とポイントを解説)

ホームケア

こんにちは。

今日は正しいシャンプーの手順と見直すべき習慣について解説していきます。

皆さんは「シャンプーを教わったこと」がありますか?

シャンプーってお母さんが洗ったのを見よう見まねでやったりと、しっかり教わる機会ってないですよね。

この記事にたどり着いた方に関してはだいぶ髪の毛に対するリテラシーは高い方が多いと思います。

より一層きれいな髪と健やかな頭皮を手にするためにはシャンプーがとても重要です。

今一度シャンプーという毎日の習慣をこの記事でおさらいしてみましょう。

シャンプーはいつやるのがいいの?

結論からお伝えすると夜にシャンプーをしましょう。

皆さんは毎日シャンプーをしていますか?

大体の人が仕事や学校から帰ってきて夜にシャンプーをしていると思います。

一時期は朝シャンなんて言葉も流行りましたが夜にシャンプーをしましょう。

あれはシャンプーがまだ浸透していなかった頃のマーケティング用の言葉です。

頭皮の汚れというのは放っておくと酸化皮脂といってシャンプーでも落とすのが大変なモンスターに育ってしまいます。

頭皮は体の他の場所よりも汗や皮脂などが分泌しやすく蒸れやすくなっています。

夜にしっかり洗わないと常在菌の過剰な繁殖や皮膚炎などにも繋がります。

皆さんメイクしたまま寝るとどうなるかは聞いたことありますよね?

頭皮も同じです。

なるべく朝ではなく夜に洗いましょう。

この辺りの詳しい理由については別記事でも詳しく解説しています。

シャンプーの手順について

ではシャンプーの手順です。

シャンプー前のブラッシング

まずシャンプーの前にブラッシングをしましょう

これをやることによって髪の毛が立ち上がり頭皮の汚れが落ちやすい状態になります。

そして髪の毛の絡まりを取ってくれてシャンプー中の摩擦を防ぎます。

濡れている時の摩擦が髪に与える影響は前回の記事でお話させて頂いたと思います。

ワックスやムースなどを普段からお使いの場合はブラッシングが難しいので使える人だけで結構です。

予洗い

次に予洗いです。

いわゆる流しですね。

頭皮の汚れの7割ぐらいはこのブラッシングと予洗いで取れると言われているぐらい予洗いは重要です

なるべく40度以下のぬるま湯で2〜3分程度が理想です。

熱いお湯だと頭皮に負担がかかります。

頭皮は体の他の場所よりも痛覚が鈍くなっています。

少し熱いぐらいのお湯は気持ちいいかもしれません。

でも熱いお湯で食器洗いをした時に汚れは落ちやすいけどその後は手が急激に乾燥しますよね?

頭皮も同じです。優しく扱ってあげましょう。

シャンプー

次にシャンプーです。

泡を全体に行き渡らせるのがシャンプーの目的ではありません。

シャンプーの目的は頭皮の汚れをしっかり浮かせていくことです。

お湯で落としきれなっかった残りの3割は大体しつこい油分です。

シャンプーの中に入っている界面活性剤が油分を浮かせて水と油を分離してくれます。

これにより「スッキリした!」とあの感覚になるわけですね。

注意して欲しいのが「ゴシゴシ洗わない」ことです。

頭皮の汚れを取ることがシャンプーの目的なのになんか矛盾しているようにも聞こえますね。

ゴシゴシ洗うとは思いっきり摩擦をたてて洗うことです。

洗顔でも少しでも摩擦が少なくなるように洗いますよね?

頭皮も同じです。優しく扱ってあげましょう。

イメージとしては揉みほぐすように洗ってあげるのが理想的です。

一番NGなのは爪を立てて洗うことです。

頭皮も痛んで毛穴まで傷つきます。

毛穴が傷つくと白髪や抜け毛の原因にもなります。恐ろしいです。

ブラッシングと予洗いがしっかりできていれば頭皮にも簡単に泡が届きます。

そこまでゴシゴシ洗う必要はなくシャンプーは1回で十分です。

ただ、ワックスやムースなどを使っている方は2回洗うのもありです。

1回目で軽く泡だてて流して2回目で普通にシャンプーしてください。

すすぎ

最後にすすぎです。

言うまでもなくすすぎも重要です。

泡が残っているのは髪にも頭皮にもよくないです。

洋服に洗剤が残ってて毎日気持ちいい人はもちろんしっかり流さなくても大丈夫です。

予洗いと同じで2〜3分ぐらいは流しましょう。

トリートメント(コンディショナー)

最後にトリートメントをつけてください。

トリートメントもボウズ以外は必ずつけましょう。

この時に頭皮にはつけないよう気を付けましょう。

トリートメントやコンディショナーなどの種類に関しては別記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

トリートメントはざっくり噛み砕いて言うのであれば油分です。

髪をツヤツヤに指通りよくするのが目的です。

頭皮につけるとせっかく取った油分を自分で再度塗りたくってる自滅行為です。

気を付けましょう。

ただ最近は頭皮につけても大丈夫な頭皮ケア用のトリートメントという例外もあります。

その場合は頭皮にも多少つけましょう。

そしてトリートメントもしっかりすすいでください。

気持ち短めの2分程度でいいと思います。

以上がお風呂での基本の流れです。

ちなみにドライヤーの前にも洗い流さないトリートメントはつけた方がいいですがこれに関しては別記事でも解説していますのでそちらを参考にしてください。

まとめ

まとめると、

・洗う前のブラッシングが大切

・予洗い(シャンプー前の流し)で汚れの7割ぐらいは落ちる

・シャンプーはゴシゴシ洗ったり爪を立てたりすると地肌を傷めるので優しく揉み込むように洗う

・流しも2分〜3分ぐらいは流す

・トリートメントも必ずつける(坊主以外)

となります。

いかがだったでしょうか?

シャンプーは毎日行っていると思うので是非、今一度見直してみてください。

それだけでも3ヶ月後、半年後、1年後の髪は確実によくなっていくはずです。

 

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