ヘアマニキュアとヘアカラーの違いって?染まり方はどう違うの?

カラー

こんにちは。

存在は知っているけど怖くて手がつけられないものの1つにヘアマニキュアがありますよね。

「ヘアマニキュアってものがあるらしい」

それぐらいに思っている人から

「美容師さんに勧められてなんとなくずっとマニキュアにしてる」

なんて人まで今回は網羅的にヘアマニキュアと普通のヘアカラーの違いについて、また染まり方がどう違うのかや注意点なども含めて解説していきます。

 

 

ヘアマニキュアのメリット

ヘアマニキュアのメリットは

・ダメージがほぼゼロ

・手触りやツヤが出やすくなる

・肌が弱い人でもほぼ問題ない

などとなってきます。

それぞれ順番に解説していきます。

・ダメージがほぼゼロ

ヘアマニキュアの特徴としてダメージがほぼありません。

これは髪の内部を染めてキューティクルを開くヘアカラーと違いマニキュアは髪の表面にしか付着しないためです。

ただ、マニキュアとはいえ薬剤ではありますし化学物質ももちろん入っています。

なので全くダメージがないわけでもないことは頭の片隅に置いておいてください。

・手触りやツヤが出やすくなる

表面を覆ってくれるマニキュアはキューティクルの隙間に入ってくれます。

なので結果的にですがほんの少し手触りやツヤが出やすくなります。

・肌が弱い人でもほぼ問題ない

マニキュアは地肌に付けない(付けれない)のでお肌が弱い人でも染めることができます。

「白髪が増えてきたけどカラーは地肌が心配、、、」という方はマニキュアという選択肢もあります。

通常のヘアカラーのメリット

次に通常のヘアカラーのメリットを見ていきましょう。

・キレイに根本から染まる

・色のバリエーションが多い

・好きな明るさにコントロールできる

・ムラになりにくい

・色もちが長い

などです。

こちらも順番に解説していきます。

・キレイに根本から染まる

マニキュアは地肌からつけられないですが通常のカラーであれば根本から薬をつけることができます。

別に根本にべったり塗るわけではないですがこれにより根本から毛先まで均一に染めることができます。

・色のバリエーションが多い

マニキュアも色のバリエーションは少なくはないです。

しかし通常のカラーはマニキュアと比較すると色のバリエーションがかなり多いです。

そして細かく調節できるので色の変更なども細かくできます。

・好きな明るさにコントロールできる

通常のカラーの強みです。

通常のカラーは髪の毛の明るさを好きな明るさにコントロールしやすいです。

マニキュアはキューティクルの上から重ねるだけなので明るさのコントロールが難しいです。

明るさをコントロールしようとすると先にブリーチなどを施してマニキュアをするしかありません。

白髪染めのマニキュアの場合は白髪を利用して薄めの色のマニキュアを塗ると結果的に明るくすることはできます。

マニキュアの薬剤だけで明るさをコントロールするのは難しいということですね。

通常のカラーであれば好きな明るさと色味を選ぶことができます。

・ムラになりにくい

前述の通りマニキュアは元の髪の色に左右されます。

例えば顔わまりだけ白髪が多い人は顔まわりと後ろで髪の明るさが変わってきます。

これはどんなカラーにおいても白髪の染まり方と黒髪の染まり方が違うためです。

ただ通常のカラーだとそれをカバーできるように白髪には色を入れて黒髪は明るくなるように作られています。

多少の美容師の技術は必要ですが均一に染まりやすいのが通常のカラーのメリットです。

・色もちが長い

基本的に通常のカラーは半永久的に持ってくれます。

ちょっとずつ色落ちはしますが完全に落ちることはあまりないです。

(もちろんブリーチなど特殊なカラーの場合はかなり色落ちが通常のカラーでも早いです)

ここで言いたいのはマニキュアと比べると通常のカラーは色もちが比較的長いということです。

色落ちに関しては別記事でまた詳しく解説しています。

ヘアマニキュアの注意点

ここでヘアマニキュアの注意点も確認しておくと、

・根本(1cm程)は染められない

・明るさを調節できない

・色落ちが早い

・誤って頭皮や顔や腕などに付着すると簡単に取れない

などです。

重複する部分もあるので割愛しますが怖いのは頭皮や顔に付くと取れないというところですね。

正確には取れないわけではないんですが表面に付着する力が強いので簡単には取れないって感じですね。

しばらく取れないので焦りますが数週間すると取れてきます。

通常のヘアカラーの注意点

一応比較対象として通常のヘアカラーの注意点もマニキュアの違いという観点から見ていくと、

・少しダメージする

・白髪染めなど頭皮から塗る場合は頭皮が少し乾燥する

・薬剤なので確率は少ないがアレルギーなどを起こす場合がある

などとなります。

つまるところ多少の髪の毛や頭皮のリスクはありますがおしゃれのためなら仕方ないよねってとこになりますよね。

特に頭皮などすぐに目に見えて症状などが出るわけではないのでいつかいつかと目を背けがちですが理解はしておきましょう。

今はダメージを抑える方法やカラーもあります。

 

結局どっちがおすすめ?

ここまで聞くと2つとも同じ「カラーリング」という枠組みなのに仕組みは正反対なのがなんとなくでもわかっていただけたら嬉しいです。

んで、結局どっちがおすすめってとこですよね。

多分皆さん経験が多いのはヘアカラーの方ではないでしょうか?

仕組みを簡単に説明するとヘアカラーとは髪の内部に色素を送り込んで発色させるという方法です。

これにより内側から発色しているのでより自然に見えます。

とても自然で発色も良く好きな明るさに調節しやすいのでヘアカラーはカラー初心者にも入口としておすすめです。

ただ、ヘアカラーは内部に色素を入れるのでキューティクルをまず切り開いていきます。

そこから希望の明るさに不要なメラニン色素(黒)を抜いて、希望色の色素を入れてるのがヘアカラーです。

明るければ明るいほどメラニンをたくさん抜かないといけないのでキューティクルをたくさん広く開く必要があります。

これによりヘアカラーは明るい色ほど傷む仕組みになっています。

ブリーチしてる人の髪が乾燥しているのはメラニンを思いっきり抜いているからです。

でもそれによって黒を抜いたキャンパスには色味が自然にキレイに入ります。

ではヘアマニキュアの仕組みはどうでしょう?

ヘアマニキュアはヘアカラーと違い髪の表面を色味でコーティングするお薬です。

これにより内部は染めずに表面に作用するのでキューティクルを開く必要はありません。

そしてキューティクルというのは以前もお話ししましたが魚の鱗のような並び方をしています。

そこをコーティングするととても手触りが良くなりツヤが出てくれます。

表面を染めるだけなので傷みはほぼないです。

ただ、マニキュアはシャンプーでの色落ちがヘアカラー以上に顕著です。

表面をコーティングしているのでどうしてもちょっとずつ落ちてしまうんですよね…

1回のシャンプーでガラッとは変わりませんがブリーチ無しの通常のヘアカラーの色もちが1ヶ月〜2ヶ月なのに対してヘアマニキュアは2週間〜1ヶ月です。

シャンプーをしないわけにはいかないのでこればっかりは染める頻度を上げるしかキレイを保つのには難しいです。

まとめ

まとめると、

 

マニキュアは

・表面に付着するだけなのでダメージが少ない

・表面しか染めてないので色落ちが少し早い

・根本1センチぐらいは染めることができない

・薬だけで明るくならないので元の髪の色に依存した発色になる

 

マニキュアと比較した場合の通常のカラーは、

・内部から染まるので色の発色が自然

・元の髪の色に左右されづらいので自然な染まり方になる

・キューティクルを開くので多少のダメージになる

・色のバリエーションが多く明るさや色味をコントロールしやすい

などとなってきます。

それぞれにメリット、デメリットがあるのはお分かりいただけたでしょうか?

悩んでいるなら美容室に行ってから美容師さんと決めても問題ないです。

むしろこちらとしても髪質を判断して適切なものを提案できますからね。

是非これから今まで以上にカラーを楽しんでみましょう!

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