最近はブリーチをする人が増えてきましたね。
特に仕事や学校でも大丈夫なインナーカラーやイヤリングカラーなどは人気でお手軽にブリーチができます。
でもパーマも捨てがたいですよね。
ブリーチにパーマのニュアンスを加えた質感は外国人風の髪型で可愛いですからね。
でもブリーチとパーマの両立については小学校の1年生の1学期で皆さん習ったと思いますが理由について詳しく知らない人も多いのではないでしょうか?
今回はブリーチとパーマの両立についてお話をしていきます。
ブリーチとパーマって両立できるの?
結論から申し上げますと、ブリーチとパーマの両立は難しいです。
もしブリーチをしてパーマスタイルを楽しみたいなら、
・コテを使ってカールを作る
・弱めの優しい薬液のパーマをかける
・パーマをしてからブリーチをする
・インナーカラー部分はアイロン、上の部分はパーマなど使い分ける
などの選択肢になってきます。
また順番に解説していきます。
・コテを使ってカールを作る
おそらくこれが1番現実的です。
素直にアイロンでカールをつけましょう。
最近は緩めのカールも多いのでストレートアイロンなどでも十分にカールがつきます。
毛先だけに少しカールをつけるのもありです。
この時にアイロンの熱でカラーの色が抜けやすくなるのでストレートアイロンにしろコテのアイロンにしろ120度前後が望ましいです。
ブリーチをしたことがある方はわかるかもしれませんがブリーチをすると髪の毛は少し柔らかく細くなります。
これにより意外と低温でもカールがつきます。
・弱めの優しい薬液のパーマをかける
既にブリーチをしている方の選択肢の1つです。
最近はお薬もどんどん優しくなってきているので正直ブリーチをしていてもパーマはかけれなくもないです。
ただブリーチにプラスでパーマをやることはあまりおすすめはしません。
パーマの仕組みは髪の中のたんぱく質の形を変えて髪を曲げたり逆にストレートにしたりしています。
ブリーチで中身がスカスカになっている髪の毛は中のたんぱく質がそもそも少なく優しいお薬とはいえブリーチ毛にはパーマ液はあまり効果が出ないのが現状です。
下手したら傷むだけになるのでかなりリスキーな選択肢です。
ただ髪質によっては本当にワンチャンですができる可能性があるのでどうしてもやりたい場合は美容師さんに相談しましょう。
・パーマをしてからブリーチをする
ブリーチもしてないパーマもしてない人の選択肢の1つです。
基本的にカラーとパーマであればパーマが先になりますがブリーチの場合も同じです。
基本的に先に行った施術の方が質感が弱くなり後から行った施術の方が質感が強く残ります。
なのでパーマを強めにかけてからブリーチを行う方法です。
先程の既にブリーチをしている髪に対してのパーマよりはいくらか現実的ですが僕ならやりません。
そこまでパーマはこちらも残らないと思うので過度な期待はしすぎないようにしましょう。
・インナーカラー部分はアイロン、上の部分はパーマなど使い分ける
安全にパーマもブリーチも楽しめる方法です。
ブリーチをインナーカラーやハイライト部分だけと割り切るパターンです。
ブリーチをしてない部分はパーマをかけることができ、ブリーチをしている部分だけアイロンで似たような質感を作るということですね。
一見ややこしそうですが今回の選択肢の中では現実的寄りです。
この場合のスタイリング剤はパーマ部分もアイロン部分も同じものを使って基本的に問題ありません。
ただムースやミルクなど水分量の多いものだけはアイロンでのカールが弱まりやすくパーマの質感だけが出るので注意です。
なのでワックスやオイルの方がスタイリングに向いているかもしれません。
まとめ
今回はややこしい話でしたがまとめると、
・ブリーチとパーマは基本的には両立できない
・ブリーチをしたら基本的にパーマではなくアイロンにした方がいい
・パーマの薬剤とブリーチの薬剤の反応する場所がキューティクル内部で同じなのでそもそもパーマがかかりづらい
・パーマをするのであればインナーカラーなどブリーチの範囲を狭めてそれ以外の部分にパーマをかけ、ブリーチ部分はアイロンにする
ということになります。
アイロンのカールとパーマのカールのお話は別記事で詳しく解説しています。
難しい話ですがブリーチとパーマを両立するのであればどんな選択肢を取るにしてもある程度のダメージは覚悟しなければならないのと、それ相応の自宅でのケアが必要になってきます。
逆に言うとしっかりケアさえできていればブリーチをしていてアイロンを使っても問題はありません。
人生1回きりなのでせっかくならやりたい髪型を楽しみましょうね。
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