パーマをかけたことがある人なら誰でも一度は経験するパーマかかり過ぎ問題。
せっかくかけたパーマが思ってたのと違うと死に至ってしまうこともあります。
実際、パーマをかけた人の100%が150年以内に亡くなっています。
色々な原因はあると思いますがパーマがかかり過ぎる理由について本記事では解説していきます。
そしてかかり過ぎたパーマに対しての具体的な解決策と対処法についてもご紹介していきます。
パーマがかかり過ぎる理由って?
原因は主に
・美容師とのパーマイメージの認識の差
・施術の履歴によるもの
・髪のダメージによるもの
などが挙げられます。
つまり問題は大体「カウンセリング」です。
パーマというのはいかにカウンセリングでしっかり伝わるかが重要です。
美容師もパーマで失敗なんてしないように警察の取り調べのように事細かくとまでは言いませんが聞き出してあげることが重要です。
ではそれぞれ具体的に解説していきます。
・美容師とのパーマイメージの認識の差
これがかかり過ぎる場合の一番の問題です。
お互いが認識しているパーマのイメージに差があればどんなに上手くかかってもそれは失敗ですよね。
解決策としては写真などビジュアルで共有するというのがおすすめです。
言葉では「ゆるめのパーマ」とは言っても100人いれば100通りのゆるめパーマが存在します。
でも写真だと感じ方は違えどパーマの強さは誰がみても同じですよね。
携帯の写真を準備していなくても美容師さんにヘアカタログなどを持ってきてもらうなり必ずビジュアルで相談しましょう。
ヘアカタログにも自分の好みが100%合致するものがあるか分からないので、あらかじめ携帯で写真を用意しておくのが一番スムーズですね。
・施術の履歴によるもの
施術の履歴によってもパーマは大きく変化します。
3ヶ月前にパーマをかけていることを伝えなかった場合には前回パーマをかけた部分と今回かける部分が重複する可能性があるので強くかかってしまうケースがあります。
大体パーマの前は薬剤の浸透をよくするためにシャンプーします。
なのでカットする前に濡れている髪の毛の時点で言ってなかったとしても美容師は気付くとは思います。
しかしクセだと思ってそのままかけてしまうこともあり得るのでこれもちゃんと伝えておきましょう。
特に縮毛矯正やデジタルパーマ、エアウェーブなどをかけている場合も伝えておきましょう。
残っているとパーマがかからなくてダメージだけしてしまう最悪のパターンになりかねません。
・髪のダメージによるもの
髪のダメージよってもパーマがかかり過ぎてしまうこともあります。
健康毛の黒髪の太めな髪の毛などにはパーマはやはりかかりづらいです。
しかし、そのような髪質の人もいい感じのダメージがあるとパーマはかかりやすくなります。
乾燥していたりカラーをしていたりでパーマのかかりは多少前後します。
ただこれに関しては上2つほど重要ではありません。
これを見抜けない美容師はそもそもちょっとやばいかもしれません。
なのでこれは不安であれば一応伝えておく程度で大丈夫だと思います。
パーマが危なければストップをかけて代案などを提案してくれるのがプロだと思うのでダメージ的にパーマができるか不安であれば相談しましょう。
既にかかり過ぎてしまった時はどうすればいいの?
もうパーマを終えてかかり過ぎてしまっている人も安心してください。
対処法はあります。
・ドライヤーなどでパーマをいい具合に伸ばす
・アレンジしてごまかす
・ワックスやオイルなどでゆるめのスタイリングをする
などです。
・ドライヤーなどでパーマをいい具合に伸ばす
基本的にパーマのカールは乾けば乾くほど伸びます。
正確にはドライヤーをかければかけるほど伸びていきます。
なのでしっかりめに乾かしていくだけで自然とパーマはゆるくなっていきます。
この時にただ乾かしていくだけではなくカールを伸ばすイメージで乾かさないとどんどん乾燥してしまうので注意しましょう。
洗い流さないトリートメントなどをしっかりつけて根本→毛先の順で正しく乾かしましょう。
あくまでも「いい具合に伸ばす」のが目的です。
・アレンジしてごまかす
アレンジができる長さであればアレンジしてしまってごまかしましょう。
1つ結びやお団子などであれば強くかかったパーマの毛先が広がらずにいい感じの動きになってくれるはずです。
時間が経てばパーマは弱まるので焦らずに最初のうちはアレンジしちゃいましょう。
アレンジなんて難しくてできないよって方は結ぶだけでも大丈夫です。
それかハーフアップなんかにしちゃいましょう。
パーマがかかっている分、巻く手間はないので結ぶだけでも映えますよ。
・ワックスやオイルなどでゆるめのスタイリングをする
スタイリングでなんとかする方法です。
柔らかめのワックスや重めのオイルなどで落ち着けるように(上から押さえ込むように)スタイリングしてみてください。
少しかかり過ぎたパーマのボリュームが抑えられてちょうどいい質感になってくれるかもしれません。
この時にしっかりめにスタイリング剤をつけないと抑えられない髪質の人もいるので使う量に注意しましょう。
足りないと中途半端にベタつくだけです。
1番使ってはいけないのはムースです。
水分量の多いムースは簡単にパーマを復活させてしまいます。
パーマを強く出したい時にはいい味方ですが強くかかってしまった時は逆効果です。
もったいないから使いたいという人はパーマが落ちてきた時にしっかり使ってあげましょう。
まとめ
パーマで失敗する原因のほとんどはカウンセリングです。
しっかりビジュアルを見せてパーマのイメージを伝えましょう。
そして初めていく美容室なら特に施術の履歴や普段どうスタイリングするかなども伝えておくとあなたにぴったりのパーマを提案してくれるはずです。
仮にかかり過ぎてしまっても対処法はあります。
結んだり、結べる長さがなくてもスタイリングで重めに仕上げればパーマは少しゆるくなってくれます。
ドライヤーも上手く活用しましょう。
パーマは気分転換にもイメチェンにも最適ですよね。
せっかくパーマをかけるのなら満足のいくように、強くかかってしまった人も悲観することなく逆に生かしていくようにやってみましょう。
パーマで皆さんが笑顔になれることを心から祈っています。
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