スタイリングオイルというのをご存知でしょうか?
最近はワックスなどを使う方よりもオイルでラフに仕上げるという人も増えています。
今日はそんな使い勝手の良いスタイリングオイルの解説です。
スタイリングオイルを知らないのは現代の文明において人生で飛行機を知らなくてハワイに行きたい時に泳いで行っちゃうぐらいにはやばいです。
スタイリングオイルとは?
スタイリングオイルとは文字通りスタイリングができるオイルです。
近頃はワックスなどで毛先をまとめるのはベタついたりして嫌という人が多い傾向があります。
スタイリングオイルはまとまりが出るのに重くならないので非常に人気です。
基本的にはスタイリング用なので乾いた髪につけるものになります。
なので朝とか、人によっては寝る前に乾燥を防ぐためにつけても全然問題ありません。
普段の乾かさない洗い流さないトリートメントよりも少し重い質感です。
ワックスよりは圧倒的に軽いです。
洗い流さないスタイリングのクリームのトリートメントよりは、ものによっては軽い場合と重い場合とがあります。
しかしそういうものに比べて質感はベタっとしないのがスタイリングオイルの特徴です。
スタイリングオイルと言ってもトリートメントなので、洗い流さないトリートメントという枠組みの中の1つです。
ちなみによく比較と勘違いをされるドライヤー前の洗い流さないトリートメントとはまた別のものになっています。
ドライヤー前の洗い流さないトリートメントに関しては別記事で詳しく解説していますのでよろしければご参照ください。
どういう人にオススメ?
スタイリングオイルにもメリットデメリットがあります。
スタイリングオイルが向いている人は、
・べたつきたくない人
・スタイリング剤をつける程でもない日
・パーマスタイルの人
・ダメージ毛の人
などとなってきます。
また順番に解説していきます。
・べたつきたくない人
正直これが1番大きな理由かもしれません。
やはりワックスやムースなどしっかりめのスタイリング剤だとベタっとはしてしまいますよね。
お風呂に入るまで横になれないあの感じ。
冬は特にマフラーなどをしたりしてなるべく毛先がサラッとしていたいという人は多いです。
スタイリングオイルであればベタつかないのにまとまりはとても出ます。
特に最近はアイロンなどを使って朝にスタイリングする人が多いのでアイロンとスタイリングオイルは非常に相性が良くラフな仕上がりを演出できます。
・スタイリング剤をつける程でもない日
スタイリング剤をつける程でもない日、ありますよね。
近所を出かけるだけの日やいつも会ってる人と少しだけ会う日など。
何も付けないとだらしないけどベタつくのは嫌、、、
そのような時にスタイリングオイルは非常に優秀です。
・パーマスタイルの人
先ほどはアイロンと相性がいいという話を出しましたがパーマとも相性抜群です。
要はカールがついた髪とはとても相性がいいです。
パーマやアイロンを繰り返している髪だとやはり乾燥はしやすくなってきます。
毛先がパサつくとまとまりも出づらくなり広がってしまう原因になるのでやはりオイルは必須です。
パーマやアイロンで仕上げた時の毛先のまとまった細かい束感はスタイリングオイルで非常に出しやすいです。
ちなみに補足ですがパーマorアイロンで悩んでいる人は別記事で解説していますのでご参照ください。
・ダメージ毛の人
ダメージ毛の人にはスタイリングオイルは非常にオススメです。
スタイリングオイルは洗い流さないトリートメントの一種なので保湿成分補修成分なども優秀です。
毎日ワックスやムースなどだと髪の毛がそれが原因で傷むということはないですが回復はしませんよね。
最近だとブリーチをしている人やパーマとカラーを両方している人なども増えてきていたりアイロンを使う人も多いです。
現代人のダメージヘアにはスタイリングオイルはとても有効です。
デメリットとかあるの?
もちろんスタイリングオイルにもデメリットはあります。
・ボリュームは出ない
・固まるわけではない
この2点は注意してください。
1つずつ解説します。
・ボリュームは出ない
やはりトリートメントなのでボリュームは出ません。
ショートやメンズなどで立ち上げたりしたい人は正直ワックスの方がいいです。
というかボリューム出したり立ち上げたりするのであればワックスでないと難しいです。
・固まるわけではない
ワックスやムース、ジェルのように形が固定されやすくなるわけではありません。
スタイリングオイルでは毛先はすごくまとまってくれますが固まるわけではないので風の強い日や雨の日などは注意が必要です。
とはいえ風が強い日でもスタイリングオイルをつけて上からスプレーすると割とキープしてくれます。
通勤通学であれば問題ないと思います。
1日外にいる日は潔くワックスやクリームなど少し重めのものを使うことをオススメします。
他のスタイリング剤にオイルを混ぜるのもあり
別にワックスorスタイリングオイルという話をしているわけではなく混ぜるのも全然ありです。
むしろ僕は毎日混ぜて使っています。
混ぜることによってスタイリングオイルのサラサラ感やまとまりとワックスのボリュームと固まる束感を作ったりも可能です。
比率に関してはどっち寄りにするかで臨機応変に変えていただいて大丈夫です。
僕はワックス寄りにしているのでオイルを少し混ぜる程度ですが長さがあればあるほどベタつきは気になるとは思うのでオイル多めにワックスなどを少し足すのもいいかもしれませんね。
まとめ
今回のことをまとめると、
・スタイリングオイルとはセット用のオイルでワックスやムースなどと同様にスタイリングで使っていくもの
・ドライヤー前に使うオイルとは似て非なるもので同じオイルでも役割が違う
・パーマやアイロンを使ったウェーブスタイルなどなどハーフウェットな質感のスタイルととても相性がいい
・まとめたり広がりを抑えたり束感などを出すことが目的なのでボリュームを出すことは苦手
・セット力が弱く雨風が強い日だと不向きで他にスプレーなどと併用する必要がある
・ワックスなど他のスタイリング剤と併用しても相性がいい
などとなってきます。
少し長くなってしまいましたがスタイリングオイルはとても使いやすく今のニーズに合っているものだと僕は思います。
ベタつかずにまとまるのでボブやミディアムやロングの人に是非一度体験してほしいです。
ショートやメンズでもワックスと混ぜたり髪型によっては単品でも全然いけるので朝のスタイリンの選択肢として考えてみてください。
毎日触る髪の毛なのでこういう「選択肢」を持っておくのがやはり周りと差をつけるところだと思います。
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