こんにちは。
今日はエアタッチ(エアータッチ)という新しいカラーリングについてのお話です。
美容室が大好きな流行に敏感な人なら聞いたことがあるかもしれませんね。
エアタッチとは名前の通り空気(というか風)を使って染めていくカラー技術のことを指します。
そんなエアタッチはどんな効果や印象を与えるのでしょうか?
エアタッチの特徴は??
エアタッチの特徴は明るい部分と暗い部分の境目が特に細かいというところにあります。
バレイヤージュなどは明るい色の部分が筋状に細かく入っていますがエアタッチはその筋状よりさらに細かく入っています。
これはエアタッチの特殊な施術工程でそう見えるように染めているためです。
これにより伸びてもより目立ちづらく頻繁に染める必要もありません。
ハイライトやバレイヤージュのようなギラギラ感というか染めてます感がなくかなり自然な仕上がりになるのがエアタッチの特徴です。
要はバレイヤージュや普通のハイライトはラインで見えるのに対してエアタッチはラインでは見えないナチュラルな仕上がりというわけです。
多少の立体感を求めるのであればバレイヤージュ、ナチュラルにこなれ感を出したいのであればエアタッチということですね。
どうやって染めていくの?
冒頭でも触れたようにエアタッチは風を使って染めていきます。
ここでいう風とはドライヤーのことです。
髪の毛の毛先の部分を一束ぐらい優しく掴んでそこにドライヤーの風を当てていきます。
そうすると根本の短い髪の毛がパラパラと風で落ちていき毛先の長い髪の毛が残るようになります。
この長い髪の毛の部分だけを染めていくのがエアタッチです。
この時にしっかり根本(というか短い毛)が浮いてこないように丁寧に抑えていないと残った長い毛をうまく染めることができません。
髪の毛の長い部分に関しては毛先だけではなく根本の方から染めていきます。
長い髪の毛以外に薬剤がつかないようにアルミホイルなどを使って染めていくのが一般的です。
なのでエアタッチとは分類するのであればハイライトの一種ということになりますね。
そしたら短い髪の毛が出てこない人はエアタッチができないの?
ご安心ください。
短い髪の毛が出てこないなんて事は実はありません。
誰にでも短い髪の毛がある理由は2つで
・カットにより意図的にセニング(すきバサミ)で短い髪の毛ができている。
・毛髪サイクルにより成長が途中で止まっている髪の毛がある
この2つの理由によりエアタッチができないという人はいません。
成長が止まっている髪の毛って聞くと怖いですよね。
ですがイメージとしては止まっているというよりは一時停止みたいなものです。
また伸びてくるというサイクルの中の話なので健康的に問題はないです。
短い髪の毛が極端に少ない場合は前述の通りカットで作っていくので問題ないですよ。
やっぱりエアタッチもブリーチが必要?
求めるエアタッチによっても違ってきたり髪質によっても明るくなりやすい人はいるのでその場合はブリーチを必ずしもやる必要はありません。
ただ、基本的にハイライトの一種なのでブリーチをした方が綺麗に見えることが多いです。
ブリーチとは言っても結局染める部分は髪の毛全体の多くて40%、少ないと20%程度なので傷みはそこまで感じないと思います。
エアタッチに合う髪質合わない髪質はある?
幅広く対応できるエアタッチですが強いていうなら毛量の少ない人は難しいかもしれません。
これは短い毛を作り込む幅が少なくなってくるためエアタッチを活かせない可能性があるためです。
その場合はエアタッチので染める部分を少なくしたりなど工夫はできますがもしかしたらハイライトなどの方が立体感が出ていいかもしれませんね。
まとめ
エアタッチは今までにない作り込みすぎないナチュラルな仕上がりの中に、こなれ感を出せる素晴らしい技法です。
ナチュラルと言ってもエアタッチを生かすのであれば多少動きが出るように巻いたり外はねにしたりなどのスタイリングにした方がいいかもしれません。
一口にカラーと言ってもいろんなカラーリングがあります。
是非自分に合うカラーリングを担当美容師さんと見つけていきましょう。
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