イヤリングカラーというのをご存知でしょうか?
インスタなどでも見るようになり最近何かと話題ですよね。
このご時世にイヤリングカラーを知らないのはiPhoneを生まれてから見たことがないのと同じくらいだとは思います。
今回はイヤリングカラーのメリットやデメリットと、よく比較されるインナーカラーとの違いについても解説していきますね。
イヤリングカラーとは?
イヤリングカラーとは名前の通りイヤリングのように耳にかけた時にだけ見えるような耳周りだけに施すカラーのことを指します。
だいたいの場合がブリーチなどで明るくしてそこに色味を入れていくことが多いです。
これにより髪を耳にかけないと見えないので職場などある程度の髪の規則が厳しいところでもカラーを楽しむことができます。
オンの日とオフの日で切り替えられるとてもいいアクセントになります。
まずはイヤリングカラーのメリットを見ていきましょう。
インナーカラーとの違いは?
よく比較されるのがイヤリングカラーとインナーカラーです。
ざっくり言うとインナーカラーよりもっとブリーチの範囲が狭いインナーカラーの派生系がイヤリングカラーです。
違いは大きく分けて、
・後ろから見えるか見えないか
・ブリーチの範囲によるダメージの感じ方
・結んだ時のブリーチ部分の見え方
などとなってきます。
ただハッキリとここからどこからがイヤリングカラーでどこからがインナーカラーという明確な区分はないです。
なので、
・インナーカラー寄りのイヤリングカラー
・イヤリングカラー寄りのインナーカラー
両方が混在しますのでその辺りはご了承ください。
後ろから見えるか見えないか
インナーカラーは内側の髪の毛(耳上数センチから襟足まで)の全体をブリーチで染めていきます。
これによりインナーカラーは後ろからも見えたりします。
長い人は巻くと遠くからでも分かるぐらい後ろのインナー部分が見えたりしますね。
ボブなどでも近くで見ると後ろからインナー部分が分かったりします。
逆に言うと前(正面)から見た時の質感は意外とイヤリングカラーもインナーカラーも変わらなかったりします。
インナーカラーの方が四方から見た時に少し派手に見えてしまうと言うことですね。
ブリーチの範囲によるダメージの感じ方
イヤリングカラーとインナーカラーのもう1つの大きな違いはブリーチの範囲です。
イヤリングカラーは耳周り数センチしかブリーチで染めないのに対してインナーカラーは耳上から後ろの下半分までをブリーチします。
もちろんどういうカラーを目指すかによってのケースバイケースですけどね。
インナーカラーは表面から見ると髪の毛の縁(ふち)だけを染めているように見えますが実は髪の毛全体の半分くらいをブリーチすることになります。
これに対してイヤリングカラーは髪の毛全体の5%にも及ばない、ほんのちょっとの範囲でイメチェン出来ます。
「内側を染める」という意味では同じイヤリングカラーとインナーカラーですがダメージの感じ方(指通りなど)はかなり変わってくると思います。
・結んだ時のブリーチ部分の見え方
結んだ時のブリーチ部分の見え方がイヤリングカラーとインナーカラーで大きく異なります。
耳周りしかブリーチをしていないイヤリングカラーは結ぶとほんのり出てくる程度です。
対してインナーカラーは結ぶとかなりブリーチ部分は出てきます。
この見え方を良いと捉えるかどうかは好みになってきます。
周りが気付くぐらいイメチェンしたい場合はインナーカラー、あくまでもさりげない感じでいく場合はイヤリングカラーということになります。
イヤリングカラーのメリット
違いがおおまかに分かったところでイヤリングカラーのメリットを見ていきましょう。
メリットとしては、
・耳にかけないと見えないので仕事があってもカラーが楽しめる
・さりげないイメチェン、気分転換ができる
・ブリーチの範囲を最小限にできる
・色々な色を楽しむことができる
・イヤリングカラー部分はちょうど色が抜けやすい髪の部分である
・頻繁に染める必要はない
などになります。
1つずつ解説していきます。
・耳にかけないと見えないので仕事があってもカラーが楽しめる
イヤリングカラーの大きな特徴の1つです。
耳にかけないと見えないのでカラーがあまりよく思われない職場でもさりげなくカラーの色を楽しむことができます。
髪型によっては段が入っていたりして耳にかけていなくてもイヤリングカラーが見えてしまうかもしれないので職場でどの程度カラーが大丈夫か把握してからの挑戦をおすすめします。
ちなみに就活で大丈夫なカラーの色のレベルが7レベルぐらいと言われています。
かなり暗めの茶色ですね。
・さりげないイメチェン、気分転換ができる
いつも同じ髪型でマンネリ化するけど髪型を変える勇気はない…
ずっと同じで許されるのは日本ではちびまる子ちゃんやサザエさんのオープニングぐらいです。
イヤリングカラーであれば同じ髪型でもさりげなくイメチェンできます。
髪の長さや重さを変えなくても、普段のスタイリングを変えなくても大丈夫、それがイヤリングカラーです。
・ブリーチの範囲を最小限にできる
一生に一度はブリーチをしたいと思っている方はとても多いです。
学生の時になんだかんだ理由をつけて躊躇して結局社会人になってからもできない…
イヤリングカラーであればブリーチを最小限にして色を楽しむことができます。
やはりブリーチしないと入らない色は多いのでボブ以上の長さがある人は選択肢の1つとして超ありです。
インナーカラーでは髪の半分から3分の1ぐらいはブリーチをしないといけませんがイヤリングカラーは耳周りの1束(×2)で大丈夫です。
・色々な色を楽しむことができる
ブリーチ無しだと「少し透明感が出るアッシュ」や「艶っぽく見えるピンク」などを茶色ベースにほんのり乗っけるぐらいにしかならないと思います。
しかし基本的にブリーチをするイヤリングカラーは原色で発色しやすいです。
そのため結果的にいろいろな色を楽しむことができます。
さすがにビビットな赤にした後に濃いめの青にする、とか反対の色にするのは難しいですが近しい色であれば幅広く楽しむことができます。
例えば、同じアッシュという色でも青が濃いめのアッシュ、ベージュがかかったアッシュ、ピンクっぽいラベンダー系のアッシュなど様々ですよね。
これらを色が抜けるたびに変えて楽しむことが可能です。
・イヤリングカラー部分はちょうど色が抜けやすい髪の部分である
イヤリングカラーをする時は基本的にはこめかみやもみあげ部分を染めていくかと思います。
このこめかみやもみあげ部分は人の髪の中でも比較的髪の毛が細い部分になってきます。
したがって色が抜けやすくブリーチとも相性がいい部分になります。
「私は色が抜けづらいから。。」などと思っている人でもイヤリングカラーだと綺麗に色が入ることも多いです。
ちなみに人間の髪の毛で1番太い部分は襟足です。
太いので染まりづらく色をハッキリ発色させるのが難しい部分です。
自分の髪のこめかみと襟足を今一度触ってみて確認してみてください。
余談ですがおじいちゃんでも襟足はかなりハゲづらいのはこれが理由でもあります。
髪が太いと耐久力があるため単純に抜けづらくなります。
・頻繁に染める必要はない
色々な色を楽しめるイヤリングカラーですが「そんなに頻繁に美容室に行けない!」という方ももちろん多いとは思います。
イヤリングカラーは内側に入れるカラーなので基本的に根本をしっかり染める必要はありません。
つまりブリーチなのに根本が伸びても変に悪目立ちはしないのがイヤリングカラーの特徴です。
ただ2週間ぐらいで基本的にブリーチは色が落ちることが多いのでオススメはカラーバターです。
イヤリングカラー部分だけにつけることで色を楽しめます。
もちろん染められるのであれば美容室でカラーをした方が発色が綺麗で自然です。
美容師さんにビビットなカラーの人が少ないのは頻繁に染められる環境もそうですが通常のカラーで染めた方が発色がいい事を奴ら知ってるからです。
ちなみにカラーバターについては詳しく別記事で解説しています。
デメリットはないの?
ここまで良いことづくめのイヤリングカラーですがデメリットもあるのであれば気になりますよね。
結論から申し上げますと大きなデメリットはイヤリングカラーにはありません。
メリットでありデメリットであるのが狭い範囲のブリーチになります。
少ししか変えられないのは良くも悪くもです。
まとめ
今回のことをまとめると、
・イヤリングカラーは耳周りだけに施すカラーでさりげないアクセントとして優秀
・耳にかけないと見えづらいのでオンオフで切り替えやすい
・基本的にブリーチをするので楽しめる色の種類が豊富
・内側のブリーチなので伸びても悪目立ちせず頻繁に染める必要がない
・一度ブリーチをしておくと自分でもカラーバターなどで色を入れることができる
・インナーカラーと比べてダメージが少ないが良くも悪くも控えめ
などとなってきます。
他にもイヤリングカラーに慣れてくると左右で色を変えたりなどしてもオシャレ度が増していいかもしれませんね。
イヤリングカラーはデメリットがほぼないのが最大のメリットです。
リスクがほぼ無くイメチェンが出来る素晴らしい選択肢でボブ以上の髪の長さがあれば挑戦可能です。
忙しい今の日本では髪型にマンネリ化した仕事ロボットになっている方も多いと思います。
髪型を変えるのは勇気がいるかもですが色を少し変えてイメチェンをするのはベースのシルエット自体は変わらないのでとてもオススメです。
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